2度の火事で実家が全焼したサンシャイン池崎。両親は今もその焼け跡となった土地に建てた掘っ立て小屋のような家に暮らしている。先日、その実家を「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)の企画で掃除しに来たプロのスタッフが「これ家?」と驚いていた。そんな池崎こそ、風間トオルに代わる“ビンボー芸人”のニュースターと言えるだろう。だが、そんな池崎に早くも強敵が現れた。元NMB48メンバーで、すべてのCDに選抜入りしていたタレントの三秋里歩だ。風間と同様、近所の焼き肉屋に家族で行くと換気扇から流れて来るニオイを嗅いで夕食代わりにしていたといい、さらには川の上流から流れて来るナスなどの野菜を食べていたというツワモノなのである。
「2月6日に放送された『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)では、三秋の母親とテレビ電話をつないでトーク。しかし、母親がいた実家のリビングの壁紙はビリビリに破けていました。さらに、その後ろに映り込むドアには、トイレットペーパーがトイレに設置されているような状態で接着されていたんです。母親は前歯が1本抜けていましたね」(芸能ライター)
中継映像はそんなビンボーっぷりが強く印象づけられるシーンの連続だったようだが、ほかにも番組には、他人の家の物置で暮らしていたタレントの緑川静香や、祖母とプレハブ小屋に暮らしていた現役non-noモデル・佐藤エリなど多くのビンボー育ちタレントが出演していた。芸能界にはまだまだ“恐るべき逸材”が眠っているようだ。
「とはいえ今の段階では、結局、風間トオルにはかなわないんじゃないでしょうか。少年時代、今のような寒い冬であれば軽石をコンクリートでこすり、その摩擦によって起きた熱でカイロ代わりにしていたり、大きな屋敷の日の当たる南向きの壁に張り付くなど、独自のアイディアで乗り切っていたそうですから」(前出・芸能ライター)
いずれにしてもそれぞれ、ビンボー経験で培ったタフな精神力で厳しい芸能界を生き抜いていただいて、視聴者を元気づけてほしいものだ。
(魚住新司)