4月23日の「スポニチアネックス」が、相葉雅紀主演のテレビドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)で、メイン演出を務める中江功監督のインタビューを掲載した。監督によると相葉は、同ドラマで貴族を演じる上で苦悩していたという。
「インタビューにて監督は『“これでいいのか”と悩み倒さないと、役なんか作れません』と語り、撮影前、相葉に『10通りくらい、自分なりに芝居を考えてきてくれ』とリクエストしたそうです。これを受け、相葉はかなり悩んだらしく、セリフのスピードを変えたり、抑揚をつけたり、アクションをつけたりと試行錯誤した結果、本番では表現にあまり個性を出さない演技に落ちついたようです」(テレビ誌記者)
しかし初回が放送されると、相葉の努力もむなしく視聴者からは「棒読み」「学芸会レベル」など辛辣な意見が相次いだ。
これを受け、今後、相葉の演技に大幅な変更が加えられる可能性があるという。
「監督は相葉の演技について『まだ階段の1段目。これから少しずつ変化していくと思います』と最終回までに演技が変わっていく可能性を示唆。そのため、今回、視聴者から辛辣な声が殺到したことで、相葉の演技に大幅な変更が加えられるかもしれません。一部では、昨年放送された『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)で貴族を演じた織田裕二のような、奇怪な話し方を取り入れるのではないかと囁かれています」(前出・テレビ誌記者)
「貴族探偵」には松重豊や生瀬勝久など、クセのあるベテラン俳優が多数出演している。はたして主演の相葉は、脇役に負けない演技で、視聴者を魅了することができるだろうか。