三十路でグラビアに挑戦、バラエティ番組で「月収は6万9000円」と明かし、毒舌キャラとしても存在感を示していたフリーの脊山麻理子(35)。その本音キャラがこのところ不発気味だ。背景には、「煮え切らない私生活の問題」があるという。
脊山は、日本テレビアナウンサー時代の09年12月に慶大卒の商社マンと結婚。しかし、1年後の13年12月、家庭を持つ広告マンとの関係が発覚し、相手の妻に100万円の慰謝料を支払い、自身の夫とは離婚協議に入ったと報じられた。
それから1年半。「その後」については、これまで報じられていなかったが、実は最近、脊山は周囲にこんなグチをこぼしているという。
「夫が離婚してくれない‥‥」
脊山の所属事務所でも「離婚は成立していません」(担当者)と認めるが、理由については「プライベートなことなのでお話しできません」との回答だった。女性誌記者によれば、
「夫が話し合いに応じないなど、断固拒否の構えを見せている」
とのことだが、こうした状況が脊山のタレント活動の足かせになっている、と指摘するのは民放キー局のプロデューサーだ。
「バツイチならバツイチキャラとして、イジりやすいけど、離婚協議中で別居中では中途半端で扱いに困るというのが本音。早く離婚しろという意味じゃなく、それを公言してウリにするぐらいやってもらわないと。昨年12月に『今夜くらべてみました』(日テレ系)に出演した時には、後輩を使いまくる、部屋が悪趣味といった私生活を共演者にダメ出しされ、本番中に逆ギレしたとネット上で話題になりました。この時も離婚協議の話を積極的にすれば、まだおもしろかった」
一方、昨年末のバラエティ特番の収録時にはこんなことがあった。
「収録が押して夜の12時を回ったんですが、脊山は『私、早朝から仕事が入っているんで、お先に失礼します』と大御所タレントを差し置いて真っ先にタクシーで帰宅した」(制作会社スタッフ)
かように“八方塞がり”な脊山は、周囲に、
「毒舌、セクシー路線は失敗だった。早く離婚して新しい恋を見つけたい」
とも漏らしているとか。
しかし、代表して言わせていただきたい。私生活をスッキリさせたうえで、その経験もさらけ出し、新たなキャラを開花させてこそ、揺るぎない人気を得ることができると。