上野樹里が映画「お父さんと伊藤さん」にて2年ぶりの主演を務めることになり、そのキービジュアルが公開された。リリー・フランキーと20歳差の同棲が話題の映画だが、ファンの注目は上野の髪型に向けられている。耳まで見えるショートカットとなっており、まるで美大生かモード系モデルのようだ。
「上野といえば、ふわっとしたボブカットがトレードマーク。2008年のドラマ『ラスト・フレンズ』でベリーショートにしたこともありますが、それでも毛先は伸ばしたままでした。今回のようなおかっぱ頭は記憶にないですが、変わり者とさえ言われる彼女の自由奔放な性格を考えれば、さもありなんという感じです」(芸能ライター)
そんな本邦初公開の髪型で話題をさらう上野だが、実は本邦以外ではすでにこの髪型でグラビアまで披露していたのである。韓国で人気の芸能タブロイド誌「HIGH CUT」に掲載されたもので、わざわざ撮り下ろされたものだ。なぜ韓国なのか? 韓流事情に詳しいカメラマンが教えてくれた。
「上野はいま韓国で一番有名な日本人女優かもしれません。彼女の出世作『のだめカンタービレ』が韓国でも放送されたのをキッカケに知名度が上昇し、8月公開の韓国映画『ビューティー・インサイド』にも出演。11月に放送が始まる日韓合作ドラマの『シークレット・メッセージ』ではBIGBANGのT.O.Pと共演しています。今回のグラビアもドラマ宣伝の一環でしょうね」
その「シークレットメッセージ」は日本でも、スマホ向け動画サービスのdTVで放送される。11月2日には上野とT.O.Pが出演するイベントも開催されるなど力が入っているが、肝心のdTVのサイトを見ると、髪を切る前の姿しか載っていないのだ。まさか制作サイドに相談なく、髪を切ったのだろうか。前出の芸能ライターが驚いた様子で語る。
「タレントが髪型を変える場合、出演CMのクライアントや出演作品の制作サイドに確認を取るのが義務とされています。今回のように、ドラマの公式画像と本人の髪型が違うのは異例と言っていいでしょう。上野は現在、ダイワハウスのCMに出演していますが、そっちの契約は大丈夫なんですかね」
周りにそんな心配をさせるのも、上野らしいというべきか。11月のイベントではぜひ、髪を切った理由も明かしてほしいものだ。
(金田麻有)