歌手デビュー30周年を迎えた中山美穂が2日、フジテレビの「2015 FNS歌謡祭」に登場。18年ぶりに大ヒット曲「世界中の誰よりきっと」と「ただ泣きたくなるの」を歌唱した。
だが、視聴者からは歓迎の言葉よりも「音痴でずっこけた!」「想定内の下手さ」「18年ぶりに披露する歌声でもないでしょ」「コッチが泣きたくなるわ」など辛辣な意見が多く見られた。
アイドル時代には、絶大な人気を誇った中山だが、若い世代には「不貞オバサン」のイメージが強く、全盛期を知る世代からも総スカン状態。また、1人息子の親権と養育権は元夫の辻仁成にあることも、バッシングの一因となったようだ。
「2002年6月に辻と結婚した中山は、芸能活動を休止し夫と共にパリに移住しました。その3年後にCMで活動を再開するも、業界では“出稼ぎ”扱いだった。仕事は女性誌の連載エッセイやCMが主流で、あとは過去の作品のDVD発売したくらい。優雅なパリ生活を送るステキな主婦として結婚後も新たなファンの獲得を狙っていたのですが、昨年に協議離婚が成立。しかもその離婚の原因は『彼女に新しい人ができた』からと辻に暴露されてしまった。“子供を捨てて男に走った女”というイメージが定着してしまったんです。ですが、親権と養育権は辻からの離婚条件だったので、気の毒ではあるんですけどね」(芸能ジャーナリスト)
「歌謡祭」の司会に森高千里を起用したり、中山を登場させるなど、最近は“過去の人”を掘り起こし続けるフジテレビ。この企画力の乏しさが、視聴率低迷の根源なのかもしれない。
(李井杏子)