12月20日に最終回が放送される人気ドラマ「下町ロケット」(TBS系)。この日、総集編・特別編・本編で、合わせてなんと約6時間半放送されることに、驚きの声が上がっている。
初回16.1%と、文字どおりロケットスタートを決めたこのドラマ。以降、着実に数字を伸ばし、第8回には20.4%を記録。3月に「相棒 season13」(テレビ朝日系)が最終回で記録した20.3%を超え、今年の民放連続ドラマで最高の数字を叩き出した。
「さらなる記録更新に向けてTBSが打ち出したのが6時間半という編成です。14時から『ガウディ計画編』のダイジェストを3時間。19時から最終回に向けてのアオリと名場面を2時間。そしていよいよ21時から最終回が1時間25分。このロケットの成功にすべてを懸けるかのような意気込みです」(芸能ライター)
観続けてきたファンはおろか、観たことのない視聴者も取り込もうとするこの算段に、ネット上には様々な声が寄せられている。
「『ロケット万歳!』『観逃してたから助かる』など好意的な意見もありますが、『さすがにやりすぎ』『押しつけがましい』『もう1年中やっとけ』のほか、かつてテレビ東京で放送した長時間時代劇になぞらえて『忠臣蔵かっ!』というツッコミも。ちなみに裏番組は日テレが『FIFAクラブワールドカップ』の決勝。日本のクラブが準決勝で敗れたため、高い視聴率は望めないでしょう。 “ロケット観ない派”はフジテレビの『THE MANZAI2015』あたりに流れるのではないでしょうか」(週刊誌記者)
気になる最終回。ロケットはどこまで高く打ち上がるのか。