二股疑惑の渦中にある狩野英孝。ネット上では「加藤紗里も川本真琴も面倒くさい女」という声が聞かれるが、今回の事態を招いた原因は狩野自身の面倒くささにあると指摘するのは、お笑い芸人に詳しい芸能ライターだ。
「騒動後もブログでの発信を続ける加藤に対しては売名行為との批判も多く、少なくても虚栄心の強いタイプではありそうです。そして狩野のようなタイプの芸人は、そんな女性と妙に波長が合いがち。面倒くさいまでの意識の高さゆえに、面倒な女性を惹きつけてしまうというわけです」
そんな狩野の面倒くささは後輩芸人の証言でも明らかだ。三四郎の小宮浩信は「酔っぱらうとお笑いとか語りだすんですよ」と指摘。当の狩野は「今のお笑いは全然違うよ。ダウンタウンでもウッチャンナンチャンでもない。ドリフターズだよ!」との主張を繰り出し、後輩たちが首をかしげると「いかりやさんをバカにしてんのか!」と怒り出すという。そんな面倒くささの根底には、お笑いに関する自負があるというのだが、前出の芸能ライターが教えてくれた。
「日本映画学校に通っていた狩野は、学校にほど近い駅前で路上ライブを行い、100人以上の客を集めていたとか。その駅は路上ライブには厳しい場所で、同い年のいきものがかりも同じ時期に路上ライブをやっていたものの、さっぱり人が集まらないので場所を移したんだそうです」
学生時代から実力の片りんを見せていた狩野に、同級生たちが付けたあだ名は「レボリューション」(革命)。それほどまでに当時の狩野は表現者として凄かったというのである。そこから10年以上が経ち、芸人として売れっ子となった狩野。今では女性にも次々とアプローチするなど、恋愛遍歴のほうもなかなかのレボリューションのようだ。
(金田麻有)