芸能界きってのモーニング娘。ファンとして知られるマツコ・デラックスが、昨年までモーニング娘。’15のエースとして活動していた鞘師里保について、その卒業のさせ方に不満を爆発させ、同グループの運営を痛烈に批判した。
トークバラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)にて、有吉弘行が唐突な流れで「けっこう(鞘師が)好きな人騒いでるね。モーニング娘。のあの子が辞めるの」と話を振ったのが事の発端。
マツコはそれについて「あれはもう、本当にもう‥‥」と悲痛な表情を見せたあと、鞘師という逸材を17歳で卒業させたこと、卒業コンサートを行わなかったことがよほど許せなかったらしく、「あの子をあんな辞めさせ方しかできないあの事務所は××」と自主規制音が用いられるほどの暴言を吐き散らした。
このマツコの毒舌にモー娘。ファンが即座に反応。共感する声が続々と集まったという。
「ある月刊誌で、マツコは『モー娘。は人材の宝庫』と現役・OGメンバー全員のキャラの濃さを語っていました。とくに、現メンバーの生田衣梨奈・鈴木香音・佐藤優樹の3人には『5年後に化ける』とまで絶賛するほどでした。実際に現在の生田は派手なアクロバティックでライブを盛り上げ、鈴木は59thシングル『Oh my wish!』でセンターとなり、そして佐藤は鞘師を継ぐエース候補になるなど、それぞれ頭角を現しつつあります。また、中高生が大半を占めるモー娘。の楽曲についても、『(歌詞に)若いメンバーは感情移入できない』とコメントを出しつつも、『モー娘。はこういうアンバランスがすばらしい』とマニアックな意見も出すなど、彼女らのことをディープに研究しているようでした。ファンはマツコのこの“モー娘。愛”を知ってますからね」(アイドル誌ライター)
また、マツコは同グループの事務所から裏情報を直接聞けるほどの立場のようだが、その事務所に媚びることなく、自分たちの気持ちを代弁してくれたことに対しても、ファンたちは感動しているようだ。「胸がスッとしました」「さすが我が軍の大将」「事務所の運営に加わってください」と、マツコを絶賛する声がひっきりなしに寄せられた。
マツコのデラックスなモー娘。愛が感じられる今回のバッシングが今後、鞘師のような事例を起こさないためのお灸になればよいのだが‥‥。
(権田力也)