酒井若菜が2月25日、エッセー「酒井若菜と8人の男たち」を発売する。同書は芸能界で親交のある板尾創路、岡村隆史、佐藤隆太、水道橋博士、日村勇紀、マギー、山口隆(サンボマスター)、ユースケ・サンタマリアら8人との対談をまとめたもの。上下二段組で400ページ超というボリューム満点な仕様になっている。
酒井みずから人選した相手と膝を突き合わせ、トータル20時間をかけて対談。その後、1人で編集・構成した大作である。ところが発売前のPRで、不本意な取り上げられ方をしたとして、酒井が息巻いている。これはいったいどういうことなのか。
「2月19日に放送されたラジオ番組『よんぱち 48 HOURS ~WEEKEND MEISTER~』(東京FM)で、酒井は『病気の告白本ではないので、ちょっと困惑している』と番組MCの鈴木おさむ氏に訴えています。書籍のPR文が、自身が発症した膠原(こうげん)病について言及していることから、病気告白本としてひと括りにされたのが気にいらなかったようです。自分のあずかり知らぬところで病気告白本にされたうえに、同じ病気に苦しんでいる人のために立ち上がったという書かれ方をされて、それは違う、意図していないと重ねて否定していました」(芸能ライター)
酒井によると、「19歳の時から何となく発症はしていた」そうで、「去年の今頃に別の種類の膠原病を発症して、正式に治療が必要になった」のだという。
膠原病とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称で、原因不明の発熱や湿疹、関節の痛みが続く。だが症状は人それぞれで、患者をことさら怖がらせる内容にしたくないという思いをくみ取ってもらえなかったことにショックを受けたようだ。
「酒井のブログでは『病気について、本以外では話す機会を持つことはしないつもりでしたが、こんな形で広まってしまった以上、四の五の言っても仕方ありません。病気を多くの人に知ってほしいという膨大なリクエストにお応えし、他の媒体でもお話しできる機会があれば、膠原病の知名度を上げるお手伝いをさせていただきます』とひと肌脱ぐ決意表明をしています」(女性誌記者)
05年7月、酒井が初演18日前にドタキャンした舞台「キレイ」は、急性胃腸炎にかかったための降板とされた。だが、実際は劇団「大人計画」の主宰者・松尾スズキとの不貞の恋に破れたためと囁かれている。酒井はその後、何の弁明もしないまま1年間休業しているだけに、ファンが一番知りたいのは松尾氏とのすったもんだの内幕かも‥‥!?
(塩勢知央)