約束を守らない息子のゲーム機を破壊したと明かし、批判が殺到している高嶋ちさ子。過去には日記や宿題も破っていたそうで、かなりキレやすいタイプのようである。そんな高嶋への批判に対して葉加瀬太郎が2月22日、「彼女の人間性に何か言いたいのなら、まず彼女の音楽を聴いてからにしなさい」とツイートし、こちらも炎上を招いている。そんなバイオリニスト二人について、音楽ライターがこう語る。
「二人とも世間の常識から外れた発言で批判されていますが、実に音大卒らしいと感じましたね。幼い頃から裕福な家庭で蝶よ花よと可愛がられ、同じような仲間に囲まれて純粋培養された音大出身者には、浮世離れしたタイプが少なくないのです。おそらく二人とも、世間の声があまりに厳しいことに驚いているんじゃないでしょうか」
そんな音大出身者にありがちなエピソードについて、前出の音楽ライターが続ける。
「ナルシストが多く、発表会用に着飾った姿の写真を部屋に飾るのは当たり前。中には自画像を画家に描かせるケースもあるほどです。一方で芸術家らしく感情の起伏が激しい人も多く、小学生の時の高嶋はクラスの男子から恐れられるあまり“悪魔”というあだ名がついていたとか。また、音大卒に強いプライドを持っている人も珍しくなく、東大卒の高田真由子と結婚した葉加瀬が『ボクは藝大卒ですから』と自信満々に応えたエピソードも知られています」
そんな高嶋と葉加瀬はいずれも既婚者だが、高嶋の夫は大企業の創業家一族で、葉加瀬の妻である高田真由子は明治期に財を成した豪商の家系だ。これでは配偶者の特異な性格の歯止めにはならないかもしれない。もっとも当の本人たちには周りからの批判すら響いていない可能性もありそうだ。
(金田麻有)