そもそも発端はお笑い芸人の二股疑惑が六股にまで広がったことで、男が責めたてられるはずだったが‥‥。エキセントリックな「本命美女」が前面に出てくると、風向きは一転。疑惑がわんさか噴出する、彼女のほうこそ目が離せなくなった。
1月下旬から2月上旬にかけて、狩野英孝(34)の“元カノ”と“今カノ”らしき女性がツイッター上でなじり合ったかと思えば、他にも手を出された女性たちが“被害”を訴えだすという泥沼事態となったのだ。
そんな騒動の渦中、狩野が連れ立ってテレビ出演し、「僕の彼女」と宣言したのが、Gカップモデルの加藤紗里(25)だった。
ところが、本命宣言と前後して、加藤がメディアに出始め、切り売りするように狩野との関係をしゃべりまくり、グラビアで水着姿を披露したりするものだから、「売名!」と叩かれだしたのである。
さらにはガリガリに痩せた容姿や過度なメイクが影響してか、ネットを中心に「年齢詐称疑惑」や「整形疑惑」が乱れ飛んだ。
どちらも本人は完全否定。特に10歳はサバを読んでいると吹聴された年齢に関しては、パスポートまで持ち出して噂を打ち消すのに躍起となった。
有名になる以前の加藤を知る飲食店関係者が言う。
「顔をいじったって話はあくまで噂だったけど、体にタトゥーは入れてた。それより、別の雑誌で『キャバクラで働いたことはない』って否定してたけど、過去2~3年は六本木の店に在籍してたはずだよ。少なくとも2店舗にはいた」
確かに、加藤は「週刊文春」の記事でキャバ嬢過去を真っ向否定。同記事では、別のキャバ嬢たちのバッグから計20万円以上の窃盗をしたとの疑惑も否定している。が、彼女のキャバ嬢時代を知る知人はこう明かす。
「今もメディアに露出しては突飛なムードを漂わせてるけど、キャバ嬢の頃も出勤は1日2時間ぐらいで、自由にやってた。それなのに浪費癖はあったから、何で生活ができるのかと思ったら、客の中でも金持ち男を2~3人キープして店外でも会ってたって‥‥」
彼女も細々とはいえモデルを中心に芸能活動は続けてきたはずで、副業としてキャバクラに勤めていたということか──。
加藤が在籍していたという店に客として潜入取材をしたが、初めての来店であることを告げるや、男性従業員が丁寧な対応ながら、
「何か噂を聞いたり理由があって来られましたか?」
と入店直後に2度も聞いてくる。
さらにはボックス席に座ると近くに男性従業員が立ち尽くし、女の子と話をしづらい。ばかりか、年末前後に女の子が大量に辞めたとの話で、まるで加藤の在籍時期を知る人物は整理されたかのようだ。異常な警戒感が気になり、後日あらためて電話で加藤が在籍していたかを確認したところ、
「加藤紗里さんにつきましては個人情報になるのでお答えしかねます」
と答えるばかりだった。
当時の加藤が店で何か問題を起こしたとでも言うのか──。
「当時の彼女は不良グループとつきあいがあって、よからぬ遊びを覚えたなんて噂も聞いたことがある。当時の彼氏も素行の悪さにうんざりして、たまたまAV関係にツテがあったから、いっそAVに預けてしまおうかとも考えたらしい」(前出・知人)
結局、その彼氏とは別れたようだが、そうこうするうちに狩野と出会った。
六本木事情にも詳しい芸能関係者が言う。
「実は狩野が彼女を本命として世間に公表したのは一説に彼女に弱みを握られたからだというんですよね。それも狩野は身に覚えがないのに、言葉だけで支配する側に立ったと言われていて、何ともアブナい噂が飛び交う子なんですよね」
破局も報じられたが、あくまで本人たちは明言しない。この先、はたして加藤はどんな活動をしていくのか、妙に気になるなァ。