およそ男が放っておくはずもないイイ女なのに、なぜだか独身のまま。芸能界にはそんな不思議な女優が多い。彼女たちが結婚しない理由を探っていくと、ナイショにしておきたい遍歴やプライベートな事情が次々と明らかになってきた──。
9月4日、天海祐希(49)がモントリオール世界映画祭での舞台挨拶後、「結婚する気はありません」と、生涯独身を宣言した。スポーツ紙デスクが話す。
「公式上映された映画は、阿部寛(52)とのW主演映画『恋妻家(こいさいか)宮本』(来年1月28日公開予定)。50代夫婦の生活をコミカルに描いた作品だけに、現実の結婚に質問が及ぶと、『まったく予定はありません。相手もおりません』と、即答。名所のノートルダム大聖堂を訪問し、ご当地出身歌手セリーヌ・ディオンが挙式したことを伝え聞いても『1ミクロンも(気持ちは)揺るぎません。いいじゃないですか、1人ぐらいこういう人がいても』と、決意の固さがうかがわれました。ただ、最後は『(女優として)疑似体験させてもらっているから必要ないんだと思う。(役柄で)満足しちゃってるんです』と、取材陣を笑わせていた」
天海といえば、03年に歌手・吉川晃司(51)との熱愛が発覚、交際宣言も飛び出したものだった。スポーツ紙デスクが続ける。
「天海も乗り気で『侍のような人』と称し、吉川も両親に挨拶を済ませ、結婚秒読みでした。ところが2人の知人の冠婚葬祭を巡り、天海が事務所側の意向もあって仕事を優先させたことで亀裂が生じ、3年ほどで終止符となった」
それ以降、天海の熱愛報道は聞かれない。今回の突然の「生涯独身宣言」について、芸能レポーターの城下尊之氏が語る。
「天海は健康を損ねた時期もあり、マイペースで仕事をしたいという思いが強い。それに、天海に太刀打ちできる独身男性なんて、そうそういませんからね。結婚したいと思えるほど尊敬できる男が見つからないのでしょう」
その天海とスペシャル番組「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」(フジテレビ系・9月29日放送予定)で共演する石田ゆり子も、すでに46歳。同じく未婚のままだ。ファッション誌編集者が話す。
「昨年、雑誌のインタビューで『婚期を逃したような気がします』と笑っていましたけどね。理由については、父親が厳しい人という点と、仕事に対しての思いが強すぎた、という旨の話をしていました」
過去には石黒賢(50)との親密交際が報じられたが、大手有名企業に勤務していた父親の猛反対により破局と報じられたものだ。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が解説する。
「妹の石田ひかり(44)は01年にNHK局員と結婚。でも、姉の恋人は石黒のあとにも男闘呼組の岡本健一(47)、和太鼓奏者の内藤哲郎(49)など芸能人ばかりで、父親のお眼鏡にかなうことがなかった。ここ数年は、芸能界の大物との不倫説が流れています」
1人は大物女性ミュージシャンを妻に持つ音楽プロデューサー。そしてもう1人は主演クラスの俳優で、その妻も大物女優である。
写真誌カメラマンが話す。
「性格のいい石田は、アラフォー時代から共演者やスタッフにモテモテでした。気がねなく飲みに行く性格もあり、目撃談もたびたび聞こえてきます。その中でも、主演級の大物俳優とは都内ホテルのラウンジ密会がささやかれている。追いかけてはいるんですが、ガードが堅くツーショットを見せてくれない」