やはりキー局の女子アナは、相当な自信とプライドを持っているのか。そんなシーンが10月26日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)にて垣間見られた。
この日は「元局アナSP」と題して、元日テレの馬場典子や元読売テレビの川田裕美らが出演。ここでキー局出身の馬場が完全に上から目線だったというのである。テレビ誌のライターがささやく。
「この日はまさにキー局vs地方局の構図で、川田は『関東とは違うという自負がある』と強調。ニュース読みでは自分で調べたことを入れたり、次の人が話しやすいようにパスを出すのが大事だと主張するも、馬場は『それは(キー局でも)やりますよね、当然』とバッサリ。さらに川田が『ロケ現場には行ってますか!?』と声を張り上げると、『全国各地に行ってる!』と反発。敵がい心丸出しで相手を叩きのめそうとしたのです」
さらに川田が、ロケではテレビカメラのケーブルをみずから8の字巻きしていると語ると、馬場は「触ってはいけないというのが日本テレビのルール」と一刀両断。このやり取りには司会の中居も思わず、「とにかく馬場は負けず嫌いなんです!」と、その場をまとめずにはいられなかったほどだ。
そんな馬場について、前出のテレビ誌ライターはこんな擁護の弁を口にする。
「今や42歳で有閑マダム風の馬場ですが、素顔はキー局の女子アナらしく相当な美人。この日も怖い表情を見せたかと思えば、急にぶりっ子ポーズを繰り出し、オヤジ世代視聴者の心を鷲掴みにしていました。その美貌も自信を裏付ける要素なわけで、誰よりも存在感を発揮していましたね」
やはりキー局女子アナには、それほどのパワーがあるということか。そんな馬場の勢いを、この日イマイチ目立っていなかった元フジテレビの本田朋子も見習うべきなのかもしれない。
(金田麻有)