ベッキーが来年1月15日にスタートする北海道文化放送(UHB)の情報番組で復活だ。千原ジュニアとのコンビで札幌のスタジオから、北海道に密着した生活情報を1時間の生放送で伝えるもの。しかし1年ぶりのMC復帰とはいえ、北海道ローカルの番組を選んだことには驚きの声も多い。そんな番組チョイスに関してテレビ誌のライターはこう語る。
「以前のレギュラー番組に復活する形では、現状に満足している視聴者から“ベッキー不要論”が沸き上がることは容易に想像できます。とはいえ、プライムタイムにベッキーが主役の番組を作るのもまず不可能。そこで昼間の番組を検討したところ、北海道に都合のいい枠が見つかったのではないでしょうか。UHBの日曜13時枠では『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)を再放送しており、新番組を立ち上げる余裕があったのです」
そうはいっても新番組にはかなりの制作費が掛かるうえ、著名芸能人2人を東京から呼ぶなどコストは相当高そうだ。内容的に他局への番販も難しく、北海道ローカルでペイできるのか。前出のテレビ誌ライターはこんな見立てを語る。
「その裏には“持参金”が存在するかもしれません。ベッキーの所属するサンミュージックが制作費の一部を負担するのではないでしょうか。それにUHBの大株主であるフジテレビも将来を見据えて、制作協力している可能性がありそうです。番組が始まったらエンドクレジットにぜひ注目したいですね」
北海道はもともと道外の人にも寛容で、ヨソ者という概念が希薄な土地柄。ここでベッキーが本気で北海道ローカルに取り組む気概を見せれば、「なまらめんこい!」(とても可愛い)と歓迎される可能性もありそうだ。
(白根麻子)