1月5日からスタートした深夜ドラマ「増山超能力師事務所」(日本テレビ系)で主演しているお笑いコンビ・ココリコの田中直樹。田中は01年公開の三谷幸喜脚本・監督の映画「みんなのいえ」で主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞してからというもの、俳優としてのオファーが切れない引っ張りだこの状態が続いている。その証拠に昨年は、連続ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)、「朝が来る」(フジテレビ系)のほか、「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)などでのゲスト出演や単発作品も含めると、合計6本ものテレビドラマに出演しているのだ。
「田中は身長が181センチあってスタイルがよく、二枚目ではないが顔のパーツも整っている。さらに上司や妻に対して弱く情けないサラリーマン役がよく似合うんです。田中は本物の俳優では醸し出せない“ひと味違うリアルさ”を表現できる数少ない俳優なんです。噂によると田中は、テレビドラマのオファーが3年先まで埋まっているのだとか。この話は芸人仲間の間でも有名らしく、お笑いコンビのますだおかだ岡田圭右も、自身がMCを務める情報バラエティ番組『PON!』(日本テレビ系)にドラマの番宣で登場した田中に対し『ドラマの仕事でずっと埋まっとるんだって?』『笑いを忘れるなよ!』などとツッコミを入れていましたからね」
俳優としての田中の躍進は、まだまだとどまることはないようだ。