ココリコの田中直樹が5月14日に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)で、先日離婚した女優の小日向しえへの「愛のメッセージ」を叫び、注目されている。
田中は5月2日に所属事務所を通じ、小日向との離婚を発表したばかりとあって、オープニングではダウンタウン・松本人志から「元気ないよね?」と話を振られ、離婚をイジられる展開へ。
田中は「元気ないことないですよ。いつも通りですよ」と返答したが、松本は追い打ちをかけるように「笑ってる、最近?」「収録終わったらどうすんの?」「家に帰ったら誰がおるん?」と意地悪な質問を連発。田中は「子ども2人が待ってます。どうもご迷惑をおかけしました」と、世間を騒がせたことを謝罪した。
と、ここまではよかったが、最後に月亭方正が、「ガキ恒例の、離婚して『愛してるぞ!』…」とリクエスト。田中は「頭おかしいんちゃいます? マジか」と反論したものの、結局、カメラに向かってこう言ってのけたのだ。
「しえ、愛してるぞ!」
田中は共演者たちの笑いを見事とることができた。が、このギャグは視聴者には少なからず違和感を与えたようだ。
「このギャグは千秋と離婚した田中の相方・遠藤章造が『千秋、愛してるぞ』と言うのが鉄板でしたが、今回の田中の場合はタイムリーすぎるタイミングで笑えなかったという人も多かった。芸人間の愛のあるイジリでしょうが、田中が親権を持つ2人の息子たちは12歳と9歳。この場面をテレビで見ていたら複雑な気持ちになりますからね。視聴者からは『芸人だから笑いに変えるのは大事だけど、ちょっと田中がかわいそう』『遠藤はチャラくてクズイメージがあるからいいけど、いいパパのイメージがある田中がやるのは違うな』『千秋はバラエティ側の人間だけど、そこに小日向も同列に並べるのはおかしい』といった声が寄せられました」(エンタメ誌面ライター)
田中本人としては腫れ物扱いされるよりは、イジッてもらった方が気が楽だったはずだが、さすがに「愛してる」は攻めすぎた?
(佐伯シンジ)