5月2日に電撃離婚を発表したお笑いコンビ・ココリコの田中直樹。元妻の小日向しえとは、半年ほど前から話し合いを重ねた末の協議離婚だという。だが、田中が親権を手にしたことから小日向のSNSが大炎上。悪質極まりないデマが飛び交い、それに反応したネット民が次々拡散させたことで、手のつけられない状態になっている。
2人の息子を持つ母親にとっては到底認めたくない内容で、即刻反論したくなるはず。だが、何のリアクションも起こさないことで話に尾ひれがついてしまい、大炎上。見かねた小日向ファンが拡散をストップさせようと懸命の努力を続ける姿さえ見受けられる。
「SNSで飛び交ったデマは、小日向の不貞妊娠説。小日向が所属するバンドのメンバーと火遊びして田中に発覚。その際、田中に『二度としない』と約束したことで不問に付された。だが、今年4月に小日向がバンドメンバーの子を妊娠したため、離婚となった、というものだった。発信元がスポーツ紙を装ったアカウントだったことや、小日向のツイッターは4月30日を最後にストップ、沈黙を続けたことで、小日向を叩きまくる輩が次々に出現。内容を信じ込み、義憤に駆られ拡散に回った者が自主的に間違いを認め、謝罪しているが、悪口雑言は止まらないままだ」(芸能ライター)
日本では離婚の際に夫が親権を持つのは、1割前後と極めて少数だという。親権を持たない母親=スネに傷持つ母親、と判断されたことや、子煩悩な田中のイメージとあいまって小日向不貞説が真実味を帯び、不貞に過剰反応する人々の格好の餌食にされてしまった。
「そもそも小日向が在籍するバンドはガールズバンド。メンバーに男はいない。小日向のこれまでのつぶやきや投稿を少しでもチェックすれば、2人の息子に対する愛情で満ちあふれていることに容易に気がつくはず」(スポーツ紙記者)
ひとたび暴走すると、冷静な判断が期待できないネット民の怖さがあらためて浮き彫りになった形で、一刻も早い事態の収束が待たれる。
(塩勢知央)