ゴルフ界の話題は松山英樹一色だ。先週も米国男子ツアー「フェニックス・オープン」をプレーオフの激闘の末、みごとV2を達成した。
「日本でもツアーを回れば、松山見たさに平日でもギャラリーが一杯になる。数年前は閑古鳥だった男子ゴルフ界にとって、松山は救世主どころか神様ですね。実際のプレーも並みの日本人では太刀打ちできない世界水準。メジャーの優勝候補に挙げられるのもまったく違和感がなくなった」(スポーツ紙記者)
当然、日本NO1で断トツのゴルファーにスポンサーは引く手あまた。今年からは世界の選ばれた有名人としか契約しない、時計メーカー「ロレックス」も松山のスポンサーとなっている。
「昨年の年収は賞金とスポンサー契約料を合わせると、安く見積もっても15億円以上。そこに『ロレックス』が加わりますから、さらに増えることでしょう。日本人アスリートとしてテニスの錦織圭と双璧の存在となりますね。偶然にも2人は現在世界ランキング5位ですが、どちらも日本人にとって難攻不落な悲願のメジャータイトルを期待されているわけですから、当然かもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
そんな松山は一昨年、フロリダに数億円とも言われる豪邸を購入。広い7LDKでプール付き、トレーニング施設やリクリエーション施設も完備された、まさにセレブのそれだ。そして今回、米国ツアーV2で再び世間の検索数が急増、彼の応援ブログ内で昨年3月に公開された豪邸画像をチェックする人も続出した。ところが、そこで“あってはならない物”が見つかったとネット民が騒然としてしまったというのだ。
「本棚の写真がアップされていたのですが、そこにはアスリートの食事本、タイガー・ウッズ、浅田真央、長嶋茂雄ら、名だたるアスリート関連の本などが並んでいて『なるほど』とは思わせました、しかし、本棚の中央で最も目立っていた本が問題でした。背表紙にひと際太い文字で『男道 清原和博』と書かれていたのです。これには豪邸写真に羨望のまなざしを送っていた人たちも息を止めたようですね。まさに見てはいけない物を見たという感じだったのでは。清原の逮捕が16年2月2日で、ブログ内の写真は16年1月のようですから、今はもうないかもしれませんが‥‥」(前出・週刊誌記者)
ファンにしてみれば、“清原の教え”が松山を世界のトップに押し上げたというオチだけは勘弁してもらいたいという思いだろう。
(佐々木たける)