まさに「混ぜると危険」とはこのことか。3月12日に生放送された「スカパー!音楽祭2017」(BSスカパー!)にて、地上波テレビでは観られないシーンが映し出されたのである。芸能ライターがその驚きを語る。
「芸能界に復帰したばかりのベッキーをMCに起用しただけでも驚きですが、最大の衝撃は元KAT-TUNの田口淳之介の出演ですね。2月には大手レーベルのユニバーサルと契約したとはいえ、昨年3月末のジャニーズ事務所退所からまだ1年も経っておらず、地上波では歌番組に出るのはほぼ不可能なはず。その2人が並び立つ様子はまさに、CSならではのシーンでしたね」
この顔ぶれだけでも驚きだが、田口を目当てに同番組を観ていたかつての“田口担”(田口推しのファン)たちを驚かせ、かつ喜ばせたシーンがあったという。前出の芸能ライターが続ける。
「田口に対してベッキーは、『グループを辞められて』とか『楽屋広い?』などと、際どいネタでグイグイと突っ込んでいったのです。2人はかつてKAT-TUNの冠番組『カートゥンKAT-TUN』(日本テレビ系)などで共演した旧知の仲。年齢や芸能歴も近く、世間を騒がせた面も共通しているとあって、お互いに気安さがあったのかもしれません。このやり取りに田口ファンも『KAT-TUN時代には絶対観られなかった!』と喜んでいたようですね」
人気者から不遇の時を経て、またもや復活。そんな浮き沈みを知る者として、ベッキーと田口には相通じるものがあったのかもしれない。
(白根麻子)