全国高校野球選手権東東京大会を制し、8月7日から始まる夏の選手権大会に駒を進めた二松学舎大学付属高校。広島カープの四番・鈴木誠也や、昨年、巨人にドラフト6位入りした大江竜聖を輩出した強豪校だが、今年のチームには、田中聖の弟・彗が控え投手としてベンチ入りしている。
彗は次兄に田中聖、すぐ上の兄にジャニーズjr.の田中樹がいる5人兄弟の末っ子。最速141キロのストレートを武器に、4回戦の都立青山戦に先発し、7回4安打無失点に抑え、チームのコールド勝ちに貢献している。
「準々決勝が行われた7月24日の神宮球場の応援席に、Tシャツから入れ墨をのぞかせるガラの悪そうな男がいて、よく見たら弟の応援に駆けつけた聖でした。聖は29日の決勝戦にも姿を現しており、優勝の瞬間は大喜びしていましたね」(スポーツ紙記者)
彗は兄・聖について「試合前や試合後など、必ず応援のメッセージをもらいます。青山戦の後も『ナイスピッチング!』と言ってくれました。兄からの言葉はやっぱり力になりますね」
とスポーツ紙の取材に語っていたものだが、世間の評価とは違い、家では面倒見のいい兄貴のようだ。
薬物所持が不起訴処分となり、芸能活動も休止中の聖。甲子園のスタンドに姿を見せる可能性は高そうだ。