10月1日にTBS系で放送された「キングオブコント2017」にて、結成5カ月でみごと準優勝を果たした男女お笑いコンビ「にゃんこスター」。同日には大手芸能事務所ワタナベエンターテインメントへの所属も決まり、お笑い界に超新星が誕生した形だ。
にゃんこスターは、芸歴15年のスーパー3助と、芸歴2年のアンゴラ村長というデコボコ男女コンビが特徴。中でも注目は、可愛らしい縄跳びを披露した女芸人のアンゴラ村長に集まっている。本名の佐藤歩美でも活動する彼女、実は芸人と並行して会社員でもあるというのだ。お笑い系のライターが説明する。
「彼女はIT企業の『コレカラ』にて通販サイトのアドバイスやカスタマイズに関わる営業アシスタントを担当。早稲田卒のインテリでまだ23歳と若いこともあり、いろんな可能性を秘めていそうです。同社の社員紹介では『いつか有名になって「コレカラ」の知名度にも貢献したいです』と語っており、さっそく有言実行を果たした形ですね」
キングオブコントではネタの最後に“にゃんこスター”と書かれた看板を見せ、審査員のダウンタウン・松本人志から「あの終わり方何なの?」と突っ込まれるも、「可愛いかと思って」と返していたアンゴラ村長。そのコンビ名から猫好きなのかと思いきや、実は違っているようだ。
「前述の社員紹介では『趣味は演劇鑑賞と世界遺産とうさぎです』と自己紹介。『にゃんこじゃなくてうさぎかい!』とツッコミを入れたくもなりますが、それがまた彼女の可愛らしさを際立たせています。お笑いの世界では、可愛い女芸人はあまり売れないというのが定番ですが、それを覆してくれるかどうかが注目ですね」(前出・お笑い系ライター)
準優勝に終わるも、その注目度は優勝した「かまいたち」も超える勢いのにゃんこスター。今後はテレビ出演も増えそうな気配だ。
(金田麻有)