来年3月末で終了することが決まった「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)。11月4日の放送回で、ナインティナインの岡村隆史のみに番組終了を発表した後、11月10日放送回では、他のレギュラー出演者たちに番組の打ち切りを伝える模様をドキュメンタリータッチで放送した。
22年もの間、同局を代表するバラエティ番組として君臨した同番組。どの出演者も突然の終了を予期できておらず、ジャルジャルの後藤淳平も「35年ローンで家を買ったばかりなのに…」とショックを隠さなかった。
大きな波紋を呼んでいる「めちゃイケ」の終了だが、現在、業界内では番組終了に伴う、出演者への影響に注目が集まっている。
「当然、ジャルジャル、重盛さと美、敦士の芸能活動にも大きな影響はあるでしょうが、最も大きな変化が訪れるのは鈴木紗理奈でしょうね」と語るのは構成作家である。さらに続けて──。
「彼女は1990年代半ばからタレントとして活躍してきましたが、近年、バラエティでのレギュラー出演は『めちゃイケ』だけ。今回の番組終了を機に大きくシフトチェンジするはずですよ」
鈴木の“シフトチェンジ”とは──。
「女優業の本格的な展開です。彼女は今年7月、映画『キセキの葉書』でマドリード国際映画祭の最優秀外国映画主演女優賞を受賞したように、女優としての評価が劇的に高まっています。今後“国民的女優”の域に達する可能性も十分あります」(前出・構成作家)
さらには「堪能な語学力を武器に、女優活動のフィールドを海外に求めるのでは」と、海外に移住するのではないかとも同氏は指摘する。
「めちゃイケ」終了の一方、女優・鈴木紗理奈に大きな期待が寄せられているのであった。
(白川健一)