体調不良を理由に、4月から自宅療養していたテレビ東京の紺野あさ美アナ(27)が7月1日、3カ月ぶりに復職。ところが局内では歓迎されざる存在のようで、あちこちから口さがない冷罵を浴びているのだ。
担当していたスポーツ番組「neo sports」を3月26日に突然降板し、テレビ画面から姿を消した紺野アナ。復帰が発表された6月26日の定例会見で、紺野アナと会ったというテレ東幹部は「ちょっと顔がふっくらしていた」と明かしたが、以前は異様な激ヤセぶりが話題になったことも。「イジメ」による心労がたまったから、というのがその原因なのだという。
紺野アナをよく知るテレ東の制作スタッフが苦い表情で言う。
「一緒に仕事をする記者やスタッフ、先輩女子アナの間で総スカン。味方がいない、孤立無援状態でしたからね。何しろ横柄な態度が評判を下げ、モー娘時代のようなタレント気取りが抜けない。スポーツ番組の担当者は、取材する選手などについて事前に下調べをするものですが、彼女はADや記者など他のスタッフに任せっきり。『それはアナウンサーの仕事じゃない。記者がやればいいでしょ』と言ったとも聞きました。だからか、一部の先輩女子アナからは『あの子は取材に熱心じゃないし、ミーハー感覚でやってるのよ』と陰口を叩かれていました」
こうした悪評は紺野アナの耳にも入り、さらにアナウンサーとして成長できないことを揶揄する声も噴出。紺野アナ自身もそれをかなり気にしていたのだという。
制作スタッフが続ける。
「口では『頑張ります』とは言うけど、先輩がアドバイスしても『ありがとうございます』も言えない。そういった行状を見ていた周囲の不満がたまりにたまって、『あいつにはもう何も教えない。言うことを全然聞かないから』とソッポを向かれたんです」
原因は紺野アナ自身にあるとはいえ、四面楚歌の苦境が彼女を精神的に追い詰めていく。
そこに追い打ちをかけたのが、広島カープのイケメン右腕・野村祐輔(25)との熱愛発覚だった。テレビ誌編集者が明かす。
「とある先輩アナはこの件に嫌悪感を示し、『プロ野球選手と交際するような女子アナはプロ意識に欠ける』と猛烈に批判していました。『選手にすり寄り、女を武器にしてアピールしている』とも‥‥」
テレ東関係者が、この批判が出た背景を補足する。
「そもそもテレ東アナウンス部には、女子アナとスポーツ選手がつきあうことをよしとしない風潮があります。取材対象者と恋愛関係になるのはよくない、と。過去に大橋未歩、大竹佐知、亀井京子、相内優香といったアナウンサーの前例もある反省から、その風潮は強化され、半ばタブー視されたんです」
大橋アナはヤクルトの城石憲之内野守備走塁コーチと、寿退職した大竹は大リーグ・ブリュワーズの青木宣親と、同じく退職してフリーになった亀井は横浜DeNA・林昌範とそれぞれ結婚。相内アナは卓球・松平健太と同僚社員との二股交際が発覚し、担当番組だった「neo sports」を降板する騒動にまで発展した過去がある。
「そこに今度は紺野アナと野村の熱愛発覚。そればかりか、日本ハム・斎藤佑樹(26)との二股疑惑まで浮上し、アナウンサーとしては大幅なイメージダウンを食らう形となった」(前出・テレ東関係者)
局の意向に反してタブーを冒した紺野アナへの風当たりが強くなるのは必然だったのだ。
今回の紺野アナの復帰はアナウンス部をはじめ、各部署で話題となり、
「総じて、歓迎する人は少なかった。先輩女子アナの中には『辞めてたんじゃないの? というか、辞めるもんだと思ってた』と露骨に批判する人もいました。あるいは『戻ってきて何をするんだろう』『もしアナウンス部に戻っても、アナウンス業務じゃなくてイベント取材とか、テレビ画面に出ない仕事の要員になる』などと“戦力外”通告をするスタッフも。信用はもはやガタ落ちです」(前出・制作スタッフ)
局サイドは番組への紺野アナの出演について「体調を見ながら決める」と慎重姿勢だが、そんなやさきの7月11日、本誌は都内某私鉄に乗る紺野アナを目撃した。夜10時過ぎだというのに、浜崎あゆみ風のバカデカいサングラスをかける「プチ変装」。手足は異様に細く、薄化粧の顔は荒れている。とても「ふっくらした」ようには見えなかった。
彼女は座席に座るやいなや、有名パン店の袋に忍ばせたポテトチップスの袋に手を入れ、むさぼり始める。その様子はさながら“ポテチ中毒”と言えそうなほどで、休む暇もない。これはやっぱりストレス!?