お金持ちキャラで話題の大沢ケイミが、6月2日放送の「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系)で失礼な発言を連発した。
大沢は、京都に住むセレブ妻の自宅を訪問するも「ウチはもっと玄関広い」と言い放ったり、高級ダイニングセットを見ては「ウチはセットで350万円」と、やたらと上から目線を連発。スタジオで見ていた共演者たちも失礼だとあきれ顔だった。
そんな大沢の態度に理解を示すのは、高級ブランドの取材で海外を飛び回る女性ライターだ。
「大沢さんが上から目線なのは、彼女自身が“セレブ”ではなく、“成金”だからでしょう。裕福な家庭に生まれた人は、いちいち周りの人と自分を比べたりしないんです。私は仕事で高級ブランドのユーザーに会うことも多いのですが、みなさんブランドへの愛着があるので、他の人の持ち物に対してもリスペクトがあります。決してけなすようなことはありませんね」
芸能界には大沢のような成金キャラがいる一方で、根っからのセレブも少なくない。たとえば元フジテレビの中村江里子は、実家が創業130年という銀座の老舗楽器店。女子アナ当時は、番組で着る衣装よりも私服のほうが高級だと評判だったという。
今年、芸能界を引退したグラドルの安藤成子も、知る人ぞ知るセレブタレントだった。グラビア誌の編集者が思い出を語ってくれた。
「安藤は祖父が上場会社の会長、叔父が社長という家柄で、本人は家賃70万円のマンションに住んでいました。成人式では車か着物を買ってあげると言われ、700万円の着物を選んだそうです。そんな金額だと我々には実感が沸きませんが、グラビア撮影のとき『これから海外旅行に行くんです』と言っていて、撮影が終わると成田空港までハイヤーに乗っていったときは、さすがに驚きましたね」
セレブ育ちの場合、ハングリー精神が少ないため芸能界に向いていないことも多い。安藤が大成しなかったのも、ガツガツ感が足りなかったからではと同編集者は語っていた。芸能界で生き抜いていくためにはむしろ、大沢ケイミのように成金根性丸出しくらいのほうがいいのかも。