有働アナの“サバサバぶっちゃけキャラ”を世間に知らしめたエピソードといえば「あさイチ」での“ワキ汗事件”が有名だ。
放送中、ワキ汗でベットリと大きなシミができてしまい、視聴者から「ワキ汗を平気で見せて信じられない」と指摘された。有働アナは生放送でそうした苦情ファックスを読み上げ、
「気づかなかったんです。不快にさせてごめんなさい」
と素直に謝罪。これがきっかけとなり、翌日から番組には、ワキ汗の賛否を巡るファックスが殺到。後日、逆手に取った「ワキ汗特集」を放送した。
「ちなみに有働はワキの下を永久脱毛しており、その影響で汗が多いそうですが、この騒動後は漢方治療などでワキ下の発汗を改善したそうです」(女性誌記者)
同番組での有働アナの“無双”ぶりで、よく指摘されるのが番組ゲストへの対応だ。トム・クルーズのインタビューでは、
「私にとって愛は記憶でしかないんです」
と、自分の体験を愚痴って逆に慰められたケースなどは序の口。「あまちゃん」の能年玲奈には、変顔や白目を要求。朝の連続ドラマ「マッサン」のシャーロット・ケイト・フォックスを前に、感動のあまり号泣してしまい、インタビューにならないこともあった。
「シモネタ」関連の言動も豊富だ。主婦の間で“エア恋愛”がはやっているという特集で、都内の韓流バーへ取材に行った時のこと。有働アナたっての希望で、イケメン2人が有働アナを取り合うという“妄想劇”を繰り広げた。背中から抱き締められると、
「マジになっちゃいそう★」
と、ご満悦だった。漫画特集の回では男性同士の同性愛を描いたBL(ボーイズ・ラブ)漫画を愛読していると“腐女子宣言”をしてみせ、
「男女の恋みたいに簡単に結ばれないから切なくてキュンってなるの!」
と大熱弁。セックスレス特集では、ピックアップした「膣トレーニング」にみずから挑戦したこともあった。
「もちろん真面目に取り上げてはいるんですが、有働アナがノリノリで体験取材していたのには驚きました。90年代の深夜番組で一世を風靡した“ハケ水車”の企画を連想させる衝撃シーンでしたからね(笑)」(放送作家)
実際“膣トレ”のための磁気マシンを体験するシーンでは、
「あっ! ああっ! 何かピクピクするっ。初めての感覚です~」
と、朝の情報番組とは思えない艶かしい声を響かせ視聴者を驚かせた。
こうした天真爛漫さが“暴走”することもしばしばで、2年前には温泉入浴シーンを撮影。ヌードを公開しようとしたことを番組ブログで告白している。
〈すっぽんぽんぽんの写真〉〈ウドウさん、お尻まではいっちゃいました〉〈いいんじゃないの視聴者サービスで、ぐふぐふ〉
オンエアは上層部の判断でカットされたそうだが、有働アナはさらに、
〈どうしても背中が見たい、という方! メールやファクスをお寄せください〉
と最後まで露出にこだわったのだ。何が起こるかわからない有働アナの生放送だからこそ、視聴者も期待してチャンネルを合わせるのだろう。