ベッキーとの不貞行為で注目されている「ゲスの極み乙女。」川谷絵音。ゲス極の最新アルバム「両成敗」が意味深なタイトルだと話題だが、川谷はもう一つ、意味深な作品を作っていたのである。音楽ライターが教えてくれた。
「川谷はゲス極と並行して『indigo la End』というバンドもやっており、こちらも12月に5000人規模のワンマンライブを成功させるなど順調です。そのバンドで2月3日にリリースする5thシングル『心雨』の歌詞が、いまの状況を踏まえて読むとあまりに意味深すぎて、今回の一件を予期していたのではと驚くほどです」
その「心雨」はスマホ用ゲームのテレビCMでイメージソングにも採用されており、耳にしたことがある人もいることだろう。その気になる歌詞をかいつまんでみると‥‥。
〈♪ごめんね あなただけ 一人にさせてしまうかもしれない〉
〈♪土砂降りの雨に打たれて 消えてく炎 私は一人泣く〉
まるで、ベッキー一人に記者会見させたことを悔いているのか、それとも、ベッキーのことさえも捨ててしまう未来を暗示しているのか。さらには、今回の一件で打ちひしがれた川谷自身が、恋の炎が消えてしまうと泣いているようにも読めてしまうのである。
ともあれ、今回の不貞行為がどのように決着しようとも、その結果すらも歌にして昇華できるのがミュージシャンの強み。この「心雨」で歌う〈♪この街で初めて愛して この街で最後に愛した〉というフレーズの謎解きを早いところ見せてもらいたいものだ。
(金田麻有)