ベッキーとの不貞騒動以来、ほとんど動きのなかった「ゲスの極み乙女。」川谷絵音のツイッターが、4月になってからたびたび更新されている。その多くはもう一つのバンド「indigo la End」に関するもので、熊本地震に関連して4月15日につぶやいた『九州にいる家族は無事でした。良かった』にも数多くの“いいね”が集まっている。そんな川谷のツイッターについて音楽ライターはこう指摘する。
「世間的に手垢の付いていない『indigo la End』の話題を利用して、発信を増やしていく構えに思えます。しかし、ここ最近はリツイートや“いいね”の回数が激減。不貞行為の発覚前だった昨年に比べて半分以下になっているのが実情です。肝心なツアー告知でも反応が減っているあたり、ファンの心が離れている様子がうかがえます」
音楽活動歴はそれなりに長い川谷だが、世間に名が知れてきたのはここ1年ほどのこと。初めてのCDが最新作の『両成敗』というファンも少なくない。そんな貴重な新規ファンを取りこぼしつつあるなど、不貞行為の代償はジワジワと川谷の首を締めつつあるようだ。音楽ライターが続ける。
「ゲス極のツアーは5月8日に終わり、6月からはindigo la Endのツアーが始まります。本来ならゲス極で川谷を知った新規ファンを、indigo la Endに持っていくのが理想の流れだったはず。しかし、テレビなどのメディアに出づらい状況の川谷では、indigo la Endを大々的にアピールすることができません。これではツアーの集客も厳しいかもしれませんね」
これも結局、不貞行為について公の場で釈明せず、うやむやに終わらそうとしている川谷サイドの戦略ミスが招いた結果だろう。他のメンバーにとってはいい迷惑で、両方のバンドで不和が高まる可能性もありそうだ。
(金田麻有)