お笑い芸人・狩野英孝の交際相手である加藤紗里が、自らの発言で芸能界追放の窮地に追い込まれそうだ。2月14日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ系)にて狩野が、加藤から「バックに大きい人がいる」と脅しの言葉があったと明かしたもの。この発言について、芸能ライターが解説する。
「番組では芸能リポーターの井上公造氏が、その“大きい人”に直接確認したと発言。その人は加藤とは顔見知りに過ぎず、バックなどではないそうです。つまり加藤は有力者の名前を勝手に使ったわけで、有力者の顔に泥を塗ったのも同然。もはや芸能界には居場所がなくなるでしょうね」
有力者の存在はあくまで、周りが「アイツには○○さんが付いている」と察するもの。それを自分の口から言うのは、虎の威を借る狐でしかない。2012年には某人気女優のマネージャーが雑誌記者に対して系列事務所の名前を出して圧力をかけ、有力者を激怒させた例もある。どうやら加藤はそんな芸能界のしきたりも知らなかったのかもしれない。芸能ライターが続ける。
「テレビ局のスタッフに対して『社長に言うよ』などと言い放つタレントはザラにいますね。しかし業界のしきたりに精通してくれば、そんな発言はマイナスにしかならないことも分かってきます。結局、他人の威を借りる者は、その時点で小物に過ぎないということです」
もっとも加藤の場合は、すがるべきバックすらいなかったという点で、小物どころか単なる嘘つきだった。これでは開いた口もふさがらないというものだ。
(金田麻有)