2月3日に薬物の使用で逮捕され、5月31日に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた清原和博被告。約4カ月におよぶ騒動もやっと一段落といったところだが、この騒動で清原被告と同じか、それ以上に世間の耳目を集めたのが元プロ野球選手の野村貴仁氏だ。
2006年に薬物で逮捕された経験を持つ野村氏は、清原被告の元同僚としてメディア出演。清原被告にクスリを渡していたことなどを明らかにした。だが、その時の外見があまりに変わり果てていたため、一躍話題の人となったのだ。
「ボサボサの頭にもじゃもじゃのヒゲ、目つきは虚ろでまるで『廃人』のようでした。家はゴミだらけで床には割れたガラスが散らばる有り様。メジャー経験を持つ選手だったのに、こんな姿になってしまったのかと驚かされました」(週刊誌記者)
ところが清原被告の報道が続く中、次から次へとテレビや新聞に登場し続けると、信じられないほどのスピードで更生していったのである。まず仙人のように長く伸びていたヒゲをキレイに剃り落とすと、次は髪の毛が短く整えられる。同時に虚ろだった目は輝きを取り戻し、ほほの肉がたるんでいた顔もいくぶんほっそり。今では立派な野球解説者のようなルックスを取り戻した。
「メディアに登場した4カ月前と比べるとまるで別人です。わずかな期間でここまで更生したことで彼を取材したマスコミ関係者はみな驚いていますよ。中には『清原は野村に更生の方法を教わるといいんじゃないか』と言う者までいます」(前出・週刊誌記者)
悪いアイデアではないかもしれない。