さすが我らが永ちゃん!
ロックシンガー矢沢永吉の格言にファンたちが惚れ直したようだ。
10月30日に放送された音楽番組「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)で、ゲスト出演したTOKIOの松岡昌宏の口から知られざる矢沢エピソードが明かされた。
同回では80年代の歌謡曲について学んでいくというのがメインの内容だったが、その中で山下達郎や松任谷由実などの70年代に活躍したシンガーソングライターが80年代になるとアイドルに楽曲提供するようになり、歌謡曲の音楽性が幅広くなって進化を遂げたと紹介。
その流れで松岡は、事務所の先輩であるマッチこと近藤真彦が矢沢のファンで、矢沢に楽曲提供のオファーを出したというエピソードを紹介。結論から言うと、これを矢沢は断ったというのだが、その断り方が矢沢節全開でカッコ良すぎると話題になっている。
「後日、矢沢は近藤に断りの電話を入れたそうですが、その際に矢沢は『あなたのことよくテレビで拝見して、すごい素晴らしいし、本当にかっこいいと思う。あなたのこと好きです。あなたに最高の曲を作りたい』と近藤を褒めつつも、結局はNGを出したとのこと。その理由として放った一言が、『ただごめんね、最高の曲ができたら僕が歌いたいよね』という粋なものでした。これに松岡も『最高の断り方じゃない? この断り方かっこいいな』と大絶賛していました」(エンタメ誌記者)
この松岡の意見には永ちゃんファンも同意。「なんだこれ、ロック過ぎるだろ!さすが永ちゃん」「他のヤツが言ってたらウザいけど、永ちゃんならOK」「近藤クン、キミってロックじゃないからって言いたかったんだろうね」と、溜飲を下げたようだ。
結果、近藤は体よく断られただけなのだが(笑)。
(田村元希)