1月19日から、渡部篤郎と遠藤憲一がW主演する連続ドラマ「お義父さんと呼ばせて」(フジテレビ系)がスタート。火曜夜10時放送の同枠は長年低視聴率が続き、消滅の声が囁かれていた。今回もご多分にもれず、高視聴率は期待できそうにない。
「ヒロインは蓮佛美沙子。渡部が蓮佛の父親、遠藤憲一が蓮佛の恋人役です。同い年の男2人が、結婚したい男と結婚させたくない男に分かれ、仁義なきバトルを繰り広げるコメディ。いい歳したオッサンが地味なヒロインを真ん中に、右往左往を繰り広げる。相手が女子高生ならまだセンセーショナルになりますが、23歳の結婚適齢期の女と28歳年上の男とのすったもんだでは、加藤茶の年の差婚を彷彿させ、既視感アリアリです。どれだけ数字を取れるか疑問ですね」(女性誌記者)
先頃行われた制作発表で、いつになく饒舌な渡部が問題発言を繰り返し、集まったマスコミの口をアングリさせた。遠藤が「この年でこんな役をいただけて光栄。三十数年(俳優を)続けて『愛してる』なんてセリフを言ったことない。とても新鮮。最初で最後でしょうが」と語り、28歳差の恋愛にも「あり、だと思う」とノリノリだった。蓮佛も「おじさま大好き、両手に花の状態」と終始笑顔で抱負を語ったものである。
ところが、渡部は年の差恋愛は「ないない」と全否定。「自分の中で(恋愛対象の年齢)を決めていかないと範囲が広がってしまう。恋愛は自由だが、限度を考えるのが普通の大人。もうちょっと自分のこと考えてご覧なさいよ、ってこと」とまくしたてた。
これには芸能ライターもあきれ顔だ。
「渡部は売れっ子モデルだった2歳年上のRIKACOと初共演ドラマで意気投合。5年間交際していた男から略奪、電撃婚した過去があります。2人の子供に恵まれましたが、中谷美紀と不貞のあげく、離婚している。その後は中谷との半同棲を続けてきました。交際15年目でようやくゴールインかという時に、銀座のホステスを口説いていたのが発覚、中谷から愛想を尽かされている。女を次々と不幸にしておきながら、恋愛は自由だなんてよく臆面もなく言えますよ」
ネット上での前評判が低かった同ドラマ。始まる前からすでに“爆死フラグ”が立っていたようだ。
(塩勢知央)