さまぁ~ずの三村マサカズが3月22日、自身のツイッターにテレビ局の対応を批判するツイートを投稿。具体的な局名が書かれていないことから、どの局に対する批判なのかと憶測を呼んでいる。
三村はこの日、「某テレビ局。企画重視、そのあとタレント。これで視聴率を狙う」と、タレントを軽視している局があると受け止められるツイートを投稿。続けて、「いいときはいい。駄目になると最終回。主役のタレントはワイプで処理。いい加減タレントは怒りますよ!」と強い調子でその局の姿勢を非難している。このツイートは500件以上もリツイートされ、ファンも注目しているようだ。
このツイートではわざわざ“某テレビ局”と書いており、テレビ業界全体にではなく特定の局に対する批判と考えてよさそうだ。ではターゲットに挙げられたのはどの局だろうか? お笑いに詳しいテレビ誌ライターは次のように推測する。
「さまぁ~ずの数あるレギュラー番組のなかで、『モヤモヤさまぁ~ず』と『さまぁ~ず×さまぁ~ず』の2番組は、彼らにとって大事な番組。2つともさまぁ~ずの魅力が存分に発揮されていますし、いずれも今年8年目に突入する長寿番組ですから、テレビ東京とテレビ朝日は除外してもよさそうです」
となると、可能性があるのはNHK、日本テレビ、TBS、そしてフジテレビだ。このなかでNHKは、視聴率を理由に簡単に番組を終わらせることは少なく、ワイプもほとんど使わないので、おそらく違うはず。すると残る民放キー局で怪しいのはどこだろうか?
「TBSの『7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート』では、海外のリゾートをVTRで紹介するコーナーがメインで、その間、さまぁ~ずをはじめ、出演タレントは画面左上にワイプで抜かれています。毎回のゲストは上野樹里や志田未来、持田香織など、TBSのドラマなどに出演しているタレントばかり。MCがさまぁ~ずである必然性が見えづらい番組ですね」(前出・テレビ誌ライター)
もちろん、これだけの理由で断言することはできない。ただ、日テレの『ネリさまぁ~ず2』には相方の大竹一樹が企画から参加。フジテレビの『さまぁ~ずのご自慢列島ジマング』では先日、元アイドリング!!!・谷澤恵里香の胸を三村が鷲掴みして話題になるなど、自由奔放な面を発揮している。
となると、最有力はやはりTBSということになりそう。
「とはいえ、番組では楽しそうな姿を見せてはいても、収録の裏側でどんなやり取りがあるのかは外部から垣間見ることはできないもの。仲のいい局だからこそ批判しやすいという可能性もありえます」(放送作家)
視聴者としては腹を抱えて笑えるような番組が続くことを期待するのみだが…。