J2リーグ横浜FC所属の三浦知良選手が2月26日に50歳の誕生日を迎え、同日に行われた松本山雅FCとの試合に先発出場。Jリーグ最年長出場記録を更新した。
キングカズはかねてから「還暦を迎えるまでやりたい」と公言しているが、50歳にして先発出場したことで、それが現実になりそうだ。
「カズはここ数年、スーパーサブとして試合後半に途中出場することがほとんどでしたが、この試合では先発出場しました。これは彼のコンディションが今でも万全の状態であることを示しています。カズはコンディション調整に誰よりも力を入れていますから、この状態なら本当に60歳まで調子を維持できるでしょう。先発は厳しいかもしれませんが、途中出場ならまったく問題ありません」(スポーツライター)
さらに横浜FCに所属していることも、キングの現役続行を後押ししているという。往年の名選手が引退を余儀なくされる大きな理由は金銭面。勝利にさほど貢献していない選手に対してチームが高額な年俸を払えなくなり、引退を勧めるケースは少なくない。
「横浜FCをサポートしている企業のいくつかは『カズがいるからチームにお金を出している』というところがあると聞きます。つまり、チームがカズの年俸を払うのに困ることはない。本人さえ望めば、還暦までプレイする環境はあるんです」(前出・スポーツライター)
サッカー界の至宝キングカズが、赤いちゃんちゃんこを身に着けてピッチに立つ日を心待ちにしたい。