俳優の斎藤工が7月15日、豪雨被害に見舞われた広島県安芸郡坂町でボランティア活動に励む様子が複数メディアによって報じられた。
二枚目俳優が黙々と土砂の撤去作業をこなす姿を写真に収めたのは現地の住民で、つなぎをまとい、マスク、軍手をしてスコップを握る斎藤の様子がツイッターを中心に拡散され、猛暑の中での作業を労う言葉が並んだ。
「テレビやラジオで被災地への募金の意思表明や、“何かできることはないか”などと模索するタレントは多くいますが、実際に現地へ足を運び、みずからスコップを持って土砂作業を手伝うというのは相当な覚悟がある証拠。ボランティアを積極的に表明したわけでもなく、黙々と作業する斎藤に対して、ネット上でも『この暑さだからこそ本気が伝わる、すごい』『カッコ良すぎるだろ』『俳優の仕事が忙しいはずなのにすごすぎます。顔も性格もイケメン』との賞賛が続出し、中には斎藤の代表作を引用した『ホントの昼顔はこっちなんやな』というコメントもありました」(テレビ誌ライター)
過去にも同様のケースがあった。2011年の東日本大震災発生直後には、タレントの江頭2:50も自らトラックを運転し、福島へ極秘で物資を調達。本人はこれを公にするつもりはなかったものの、ツイッターを含むあらゆる情報媒体によってその様子が拡散され、“男を上げたな!”といった歓声が飛び交っていた。
居ても立っても居られなかったのだろうか。斎藤工の“真の昼顔”は多くの被災者を勇気付けることになったはずだ。
(木村慎吾)