1月16日深夜スタートのドラマ「さすらい温泉・遠藤憲一」(テレビ東京系)で、タイトルからもおわかりのように主演を務める遠藤憲一。役者を引退したとの噂がある遠藤に対し、スタッフ陣が真相を知るために密着取材を敢行。すると遠藤は日本各地の秘湯や名湯で働いていたことがわかって…という設定の、新感覚“温泉ドキュメンタリードラマ”だというから何やら期待せずにはいられない。しかも1話ごとに登場するマドンナ女優によるお風呂のシーンがあるというのだから口元が緩んでしまうのも仕方がないだろう。
「第1話ではともさかりえが、遠藤扮する“凄腕の男仲居・中井田健一”のワケあり同僚として、第2話では山口紗弥加が男性恐怖症でありながら艶っぽいジャンルの作品を書く小説家、第3話ではSKE48の大場美奈がアイドルグループのエースとしてそれぞれお風呂に入るシーンを演じるそうですから、期待値は上がる一方ですよ」(映画誌ライター)
“コワモテの悪役俳優”として知られていた遠藤は、09年4月期放送の深夜ドラマ「湯けむりスナイパー」(テレビ東京系)で連ドラ初主演を果たした。この時に遠藤が演じた、一流のスナイパーだった過去を捨て、秘境の温泉宿“椿屋”で口数少なく律儀に働く「源さん」役が大当たり。ドラマはシリーズ化し、遠藤の仕事増加はこの作品から始まったと言われている。
「遠藤がVシネでコワモテを存分に生かしたキャラ演じていた頃からのファンは、今作と『湯けむりスナイパー』が重なると感じているようで、懐かしさと同時に現在の遠藤の売れっ子ぶりを噛みしめているのだとか」(前出・映画誌ライター)
その他の“湯けむり美女”もすでに12月20日から番組ホームページで公開済み。中だるみしがちな水曜夜のお楽しみとなってくれそうだ。