NHKの「みんなで筋肉体操」の“第3弾”が、7月29日から4夜連続で放送されるが、その大きな変更部分にネット上では〈分かってない!〉との声が殺到している。
同番組は、俳優の武田真治をはじめ庭師、弁護士の筋肉ムキムキの男性3人が、5分間にわたってひたすら筋トレをする体操番組。2018年8月に第1弾が放送されるや、その異色な内容がSNS上で話題となり、決め台詞となっている「筋肉は裏切らない」が昨年の流行語大賞にノミネートされるなどの人気を得た。
「武田などは、そこでの鍛え上げられた筋肉披露によって再プチブレイクを果たし、ドラマなどのオファーが殺到。今年1月にはトレーニングの初心者向けとして歯科医師の加わった第2弾が放送され、こちらも放送前からネット上がザワついたほどです」(夕刊紙記者)
そうした反響を受けてか、今回、第3弾が放送されるわけだが、そこで大きく変わるのが女性アシスタントの参加だ。
「番組サイトによれば、格闘家で仮面女子のメンバー・川村虹花と獣医学生の2人の女性が加わり、29日から交互に登場するという。双方、一般募集で選ばれたとのことで、やはり筋肉ムキムキなのですが、この起用に否定的な意見が多くあがっているんです」(前出・夕刊紙記者)
その声は〈番組の魅力半減〉〈それじゃ普通のトレーニング番組〉〈男性視聴者の獲得を狙ったか〉〈これじゃない感〉といったものだ。
「もともと同番組は、筋肉隆々の男たちが黙々と筋トレをするシュールな画が話題を呼び、SNSで爆発的に拡散。男性視聴者はそれを観ながら筋トレをし、女性視聴者は男性の筋肉に見入っていたわけですが、女性メンバーの参加は視聴者層を広める可能性がある一方、本来の番組イメージからブレることは確かです。NHKも、ネット上での話題性が人気のベースであることを意識してユーチューブで公開していることから、今回の放送後のSNSの反応がどう出るかに注目です」(テレビウオッチャー)
改悪とならなければいいが。