9月1日放送の「ニノさん」(日本テレビ系)で、柴田理恵が「脳が弱ってきてます」と指摘され、大ショックを受けた。
これは、専門家がゲストの気になる点をあげて、おせっかいを焼く企画で、柴田には心理カウンセラーから指摘があった。それは、今やトレードマークとなっている泣き芸存続の危機となりそうなのだ。
「下半身ネタバンバンの劇団女優だった柴田をメジャーにしたのは、バラエティー番組での人気。瞬時に泣ける泣き技が売りとなって久しいですよね。顔をくしゃくしゃにして泣きまくる姿は“泣き芸女優”と呼ばれるまでに昇華。コメンテーターとして呼ばれるや、すぐに感情移入してしまい、ハンカチを取り出してはオーバーに泣き叫ぶ号泣キャラとして重宝されるようになりました。劇団女優だけに、声はデカいし、滑舌はいいし、オーバーすぎるリアクションで、とにかくよく目立ちます。目線も見た目も主婦代表なため、視聴者のウケもいい。感動的ないい話でも、悲惨な犯罪ネタでも、時には笑い話でも泣くことができる。柴田の泣きが見たくてついついワイプ画像を目で追ってしまう視聴者も少なくなく、完全無敵の泣き芸で、他にはまねできないものがあります」(テレビ誌記者)
その柴田に「脳が弱っている」とのカウンセラーの指摘に柴田は「感動して泣いてるんですよ」と口をとがらせ、「むしろ脳にはいいことじゃないの?」と反論。しかし、カウンセラーの説明によると、明らかに泣き過ぎなのだという。
「喜怒哀楽に応じて反応する扁桃体が暴走しているため、脳で感情の表出を調整する前頭葉からの指令が届かなくなっている。前頭葉の機能が低下したことで、脳が弱ってきていると表現したとのことです。この扁桃体にブレーキがかからない状態が続くと、泣く以外の感情も制御不能となり、どんどん怒りっぽくなり、感情のままに行動しやすくなってギャンブル、飲酒、喫煙、買い物などに歯止めがきかなくなってしまうのだという」(ネットライター)
歯止めがきかないと言われて、「そんなにないと思うけどな」と否定していた柴田だったが、自宅の写真には「なるほど」とひざを打ちたくなる光景が広がっていた。まさにカウンセラーの言う通りだったのだという。3枚の写真には大量の枕と鍋、昆布だしが収められていた。ベッドが見えなくなるほど並べられた枕12個は通販などで買い集めたという。「つい買ってしまった」という大小様々の真新しい鍋やフライパン。「大好きな昆布がなくなったらどうしよう」と不安にかられて買い漁った昆布の束だった。
柴田は「もともと不安に弱いタイプ」だそうで、今は感情の暴走が止まらず、買わずにいられない状態に陥っているという。
弱った脳を回復させるのは、何より運動が効果的だそうで、適度な運動をすることで延髄が鍛えられ、扁桃体の暴走を制御できるようになるという。ひと駅前で電車を下りて家まで歩いたり、エレベーターに乗るのをやめて階段を歩くようアドバイスされた。
「柴田は度を越した爆買いが脳の危険な状態を表しているとは、露ほども感じていなかった様子でした。使いやすさを追い求めるあまり、枕フェチや鍋コレクターになったと思い込んでいたようで、改めてコトの重大さを思い知ったようにも見えましたね」(芸能ライター)
ただ、お得意の「泣き芸」封印となれば、茶の間の視聴者もがっかりするだろうが、さて──。
(塩勢知央)