デビューしたのは、2007年。その、美しい顔立ちと抜群のプロポーションを武器にまたたく間に艶系ビデオ業界のスターに駆け上がると、15年にアイドルグループ「恵比寿★マスカッツ」に加入。艶系女優の枠を超えて、人気を集めていた。
2月4日、そんな人気艶系女優の一人である、明日花キララ(31)が自身のインスタグラムを更新し、艶ビデオ業界からの引退を発表した。
「デビューした頃から『絶対に売れて有名になる!』という野心が強かった。急な仕事依頼にもすぐに対応してくれるし、撮影時にはどうやったらファンが喜んでくれるのか、見せ方にこだわりがあったのを覚えています」(艶ビデオ業界関係者)
注目されているのは、卒業後の進路だ。明日花自身は「芸能活動を中心に頑張っていきたい」と表明しているのだが──。
「これまでタレントに転身した艶系女優は数多くいますが、活躍できたのは飯島愛(享年36)ぐらい。艶系女優の肩書きは、スポンサーの顔色をうかがうところもあり、ゴールデンタイムの時間帯でのテレビ出演はなかなか難しいんです」(広告代理店関係者)
それでも、芸能活動を成功させるための布石なのか、18年に艶ビデオ関係の仕事を休業してから、新たな戦略に打って出た。
「モデルや商品プロデュース、自身のアパレルブランドなど次々と挑戦しています。さらにDJとしても知名度を上げていて、地方のクラブで明日花のゲスト出演が決まると、行列ができるほどお客さんが集まる人気ぶりです」(芸能記者)
幅広いジャンルで実績を残してきたことで、艶系女優としての印象は薄れ、本格的に芸能進出の機は熟したようだ。
「昨年2月に発売された女性向けスタイルブック『neo nude…』(主婦の友社)は1カ月で重版が決まりヒットしました。幅広い年齢層の女性から支持されているので、情報番組のコメンテーターとしてテレビ局が狙っているという話も」(前出・芸能記者)
「令和の飯島愛」の誕生なるか。