俳優のムロツヨシが3月5日、NHK「あさイチ」に出演。コント「サスペンダー王子」を生披露した。
この日、番組ではNHKのコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」でムロが披露した“サスペンダー王子”の映像を放送。視聴者からこの日が「あさイチ」最後の出演となった近江友里恵アナを笑わせるよう求められたムロは「近江さんに幸あれ。幸あれ…。幸…。さっさささっささサスペンダー!」と、上着の下に仕込んでいたサスペンダーをパチンとさせ、ギャグを披露。近江アナを大爆笑させた。
これには視聴者も大喜び。「ムロなんかやってくれると思ってたけど、やっぱりサスペンダー仕込んできてたな。めちゃ笑ったわ」「完全にサスペンダーやる気満々だったね。うまくNHKのコントでまとめたな」「近江アナも大爆笑しててほっこりした。いい門出になったんじゃないかな」などと、大きな反響を呼んでいたのだが、一方でこの演出を“台無し”と捉えた視聴者も多かったようだ。
「ネット上では『またムロが調子に乗ってる』『正直、近江ちゃんの最後の日にムロはないだろと思った。途端にやかましくなって情緒もへったくれもない』『ムロツヨシつまんないし、どんどん苦手になっていく。面白くないのにアピールしすぎなんだよな』と大ブーイングが起きていました。演出家の福田雄一氏が手掛ける作品に多く出る、いわゆる“福田組”のムロと佐藤二朗は、笑いもできる役者として映画にドラマ、バラエティーに引っ張りだこ状態ですが、最近は2人まとめて“飽きた”との声が急激に増えつつあります。人気者の宿命とも言えますが、キャラが濃い2人なだけに、テレビ的にはピークを過ぎつつあるのかもしれません」(テレビ誌ライター)
ムロにいたっては、先ごろ「週刊女性」に業界内での“天狗”ぶりが報じられるなど、ネガティブな捉えられ方が出始めている。そんな中、今回もムロの登場を不快に思った近江アナファンは少なからずいたようだが、ムロは、今後うまくアンチが増えすぎないようにバランスをとっていけるか。
(ケン高田)