ランドセル素材などに幅広く使われている人工皮革を製造・販売している化学メーカーの株式会社クラレ。同社は、毎年1度、小学校に入学する子供とその親を対象に1999年からアンケートを実施し、「将来就きたい職業」「将来就かせたい職業」調査を発表しているが、4月2日の発表を見ると、長年、男の子の就きたい職業の1位だった「スポーツ選手」が2位に下がり、「警察官」が初の1位にランクされた。
謎かけの名手、お笑い芸人のねづっちが、みずからのYouTubeチャンネル〈ねづっちチャンネル〉で、この結果を受け、自身の見解を謎かけ披露した。4月4日付けで〈小学一年生なりたい職業ランキング!〉と題して公開した投稿回を観てみると、コロナ禍によってスポーツ観戦もままならない状況がこのアンケート結果に影響を及ぼしている点を指摘したねづっちは、そこから謎かけをたたみかけたのだ─。
「警察官になる方っていうのは人間的に控えめな方がいいらしいですね。やっぱり、謙虚(検挙)が大事ってね。あといろんなアイデアを柔軟に出せる人ね。やっぱり考案が(公安)大事ってね。それから防犯意識が高い人ね。必ず鍵つける(嗅ぎつける)ていうね。あと、人が食べてる物を横取りして食っちゃう。飯取った(召し捕った)り…あ、これはいけないね。警察だけにポリポリ…」と頭をかく仕草でオチをつけて見せた。
「この連打は天才であります」「5連発すごい!」とこれには視聴者も絶賛のコメントが散見されたのだった。
先のランキングに話を戻すと、女の子の就きたい職業1位は調査開始以来23年連続で「ケーキ屋・パン屋」だが、「警察官」が6位に大きくランクアップしている。コロナ禍は子供たちの志向にも大きく影響を与えているようだ。
(ユーチューブライター・所ひで)