父子家庭で育つ女子高校生のYouTubeチャンネル「お料理の高校生」の登録者数が急増している。視聴者からは「立派すぎる」「涙が止まらない」と大反響を呼んでいる。
「お料理の高校生」は昨年11月13日に開設(当初は「お料理の中学生」だった)。父子家庭で育つ中学生の女の子が顔出しはせず晩ご飯の用意をする様子を紹介している。女の子はYouTubeを始めることで自立や親孝行につなげたいと語っており、フォロワーからは「若いのに立派すぎる」「なんていい子なんだ」と称賛の声が相次いでいるのだ。
「普段は料理動画を公開しているのですが、4月10日には、『親の離婚子供はどう思ってるの?』という衝撃的なタイトルの動画を突然アップ。彼女は『離婚、片親と聞くと世間一般的にあんまり良いイメージではないと思うし、今は珍しくもないけど』と語りはじめ、自分にとっては人生の三大イベントとしながらも『(親が)離婚してよかったと思っています』『母親であることよりも女であることを選んだんだと思います。でもママが幸せならそれで構わないと思います』と苦しい胸の内を明らかにしました。父子家庭で生活する子どものリアルな声に心動かされた人も多かったことでしょう」(ネットウオッチャー)
17日に投稿した「パパはヒヤヒヤのトンカツを食べればいい。」というタイトルの動画では、父親の帰りが遅い中、1人でとんかつを食べる様子を公開。視聴者の涙を誘い、再生回数は600万回に迫る勢いを見せた。
今年4月からは、そんな彼女が高校に進学し、タイトルも「お料理の高校生」となった。チャンネルの登録者数は34万人を超え、同じような境遇の子どもたちからも熱いエールが送られている。
(ケン高田)