今やタレント以上に熱視線が注がれる「女子アナ」という存在。その豊潤なバストが予想外の突発事態を誘発、全国のお茶の間を激震させた。女子アナ研究家の丸山大次郎氏がピンキーな歴史を振り返る。
まず、「06年の千野志麻アナの結婚パーティーで見せた阿部知代の『胸がこぼれる寸前のドレス姿』ですね」と話す丸山氏によれば、もともと彼女はファッショナブルで、番組でも胸の渓谷が見えるオシャレなファッションをしていたが、妖艶を通り越していると突っ込みたくなった記憶があるという。その堂々たる姿は、女子アナ界の「見せるレジェンド」であろう。
対する大橋未歩も、02年にテレビ東京に入社して早々に、革命を起こしていたといい、テレ東の“性ハラ演出”の「はしり」だと丸山氏は指摘する。何でも、3年目でレギュラーを務めた「スポーツ魂」で、デスクに座りながらおじぎする時、胸を手に乗せるという“バスト乗せ挨拶”がネットで話題になったとか。そんな妖艶な見せ方もあるのかと、「驚いた気がします」という。
番組中のアクシデントでは、日本テレビの葉山エレーヌも奔放そのもの。10年4月7日オンエアの「スッキリ!!」では、ブラウスの胸のホックが外れたままニュースを読み続けた。途中で気づいて戻したものの、あらわになった胸用肌着と“渓谷”は「意外にデケえ!」と視聴者を興奮させたものだ。
同年にはTBSの加藤シルビアアナは暮れの日本レコード大賞に女優顔負けの艶っぽいドレスで臨んだ。「ハーフらしくダイナミックなプロポーション」で、渓谷も「くっきりでしたね」と丸山氏。
日テレの新人だった魚住りえは、有名な整体師のもとをロケで訪問。魚住の首を触診する整体師の手は胸元へ伸び、Dカップ級の膨らみをモミモミ…。「先生、胸触ってます」と、慌てず騒がず冷静に実況する魚住は、早くから大物の風格を漂わせていた。
東北ローカル出身ながら、03年にネットの掲示板で話題になり、瞬く間に全国区となったのが「スイカップ」の持ち主・古瀬絵理。丸山氏は今も色あせぬ衝撃を懐かしみ、バストだけで「社会現象」を起こしたアナは、「後にも先にも古瀬だけ」だと強調する。「NHK山形の契約キャスターという不安定なポジションと、フェロモン満点の雰囲気」が爆裂バストという「ファクター」を生かし、「誰でも付き合えそうな幻想を抱かせました」と現象を分析する。
古瀬は上京し、Hカップを生かした大胆なグラビアにも積極的に取り組んだ。ネットが生んだ初のアイドルアナだったかもしれない。
「同じくNHKでは、06年に入局して1年目に全国放送の特別番組『夢見るタマゴ!熱血浜田塾』に出演した杉浦友紀アナですね」という丸山氏によれば、「1年目の全国デビューはかなり異例」だったそうだが、その番組ではバイクを操作中にがっつり渓谷が見える“アクシデント”を上から撮られ、画像がネットで拡散。これを機に爆列バストアナ街道を「ひた走ることになりました」という。
今年3月に結婚を発表したテレ東の福田典子アナは、16年夏にRKB毎日放送から移籍。同年10月には、早くも「モヤモヤさまぁ~ず2」の3代目アシスタントに。そして、“性ハラ大魔王”と呼ばれる三村マサカズの餌食に。17年9月17日放送回で、バルーンを胸に入れて疑似爆裂バスト化したところを、「すかさず三村が揉みまくり、かなり妄想的なシーンを披露しました」とか。生バストでなくとも、公開モミモミのインパクトは十分。
最後は、昨年のデビューから話題を振りまくフジの渡邊渚アナだ。「20年8月24日放送の『ネプリーグ』にタイトなニット衣装で登場。クイズに正解して飛び上がるたびに、かなりボリュームのある胸がユッサユッサ状態で、ネットが騒然となりました」と振り返る丸山氏は彼女の魅力は、清楚なルックスと天真爛漫かつ爆裂バストというギャップだと指摘する。「次世代エースの期待感が高い」ので、爆裂バストアナとして「要注目の存在です」とも。Gカップを公言する渡邊アナだが、己の武器を最大限に生かして勝負に出るか。