ラグビー日本代表で、埼玉パナソニックワイルドナイツに所属する稲垣啓太選手が、写真誌にもスクープされていた元ミス日本で海外でもモデルとして活躍する新井貴子さんと結婚したことが発表されたのは1月26日のこと。すると、「勇気をもらった」と称賛する声が上がったとか。
「稲垣選手は2019年のラグビーW杯で『笑わない男』としてブレイク。その後は、タレントで元AKB48の倉持明日香さんとの熱愛報道もありました。それだけでも世間は驚いたのですが、その後にスクープされたのが今回、結婚するに至った新井貴子さんとの関係でした。それだけに、ネット上では『倉持さんはどうしたの?』という声がやたらと上がったのですが、実はラグビー界では稲垣選手のモテっぷりには、“常識を覆した”という声もあるんです。それが今回の結婚発表で『勇気をもらった』という反応につながっているんです」(スポーツ誌ライター)
稲垣選手がそこまで称賛を浴びる理由、それは彼のラグビーにおけるポジションが大きいのだとか。稲垣選手のポジションはプロップ(PR)。スクラムを組む際に先頭の3人のうちの左右に位置する2人のこと。実はこのPRというポジションがただでさえ男臭い印象のラガーマンの中で「いちばんモテないポジション」と呼ばれているという。
「実際に誰かが統計を取ったわけではありません。ただ、スクラムを組むフォワードと呼ばれる8人は、後方でボールを回して華麗に走り回る7人に比べて全体的に体重が重く、試合中もディフェンスが主な仕事で見た目の派手さはあまりない。中でもプロップと呼ばれるポジションは相手のスクラムと直接当たる位置で、長年の蓄積で首が短くなりがちで体型的に丸っこく見える選手が多いんです。なので、自然とムードメーカー的な選手や褒められるとしても丸くて可愛い、癒やされる…など、まるでゆるキャラに対するような言葉で評されがち。カッコイイという言葉はなかなかかけられないのがプロップなんです。ところが、稲垣選手の美女から美女へのモテっぷりが日本中のPR男子に夢と希望を与えたようなんです」(前出・スポーツ誌ライター)
実際、SNS上でも2人の結婚を祝福する声とともに「プロップ男子に光を当ててくれてありがとう」「僕もPRです!『いつでも笑ってる男』として美女との結婚を目指します」「PRなのにイケメン野球選手ぐらいモテるなんてリスペクトしかない」「男は顔と体型じゃないって証明してくれました」など、後輩世代の同業男子たちから続々と感謝の声が。
ラグビー界はオミクロンの影響でせっかくの新リーグも中止になる試合が多数。
PR男子に勇気を与えた勢いで、ラグビー界全体が勇気づけられるようなますますの活躍に期待したい。
(飯野さつき)