4月4日に新スタートの情報番組「ポップUP!」(フジテレビ系)で、女優の高岡早紀(49)がコメンテーターに初挑戦する。
スポーツ紙記者が前番組「バイキングMORE」が打ち切りに至った内幕をこう語る。
「司会の坂上忍(54)のギャラが2億円前後に高騰したことが大きい。昨年の暮れには『新番組の制作費は4割減』『メインMCは局アナで』という話が出ていました」
実際、MCは佐野瑞樹アナと山崎夕貴アナが務め、5人のパーソナリティーは日替わり制だ。小泉孝太郎(月曜)や高嶋政宏(木曜)といった新しい顔ぶれが発表されているものの、やはり女性のコメンテーター陣に衆目が集まっている。
「安定感抜群のアンミカ(50)は“スライド人事”ですが、バイプレイヤーとして人気の佐藤仁美(42)や“魔性の女”と呼ばれる高岡早紀は、大化けする可能性を秘めている。中でも高岡は、昨年5月に初エッセイ『魔性ですか?』(KADOKAWA)を上梓し、出産や離婚、子育て奮闘記はもとより、シングルマザーの恋愛事情や男の条件、『美魔女より魔性の女と呼ばれたい』なんて本音も女性たちに好評。04年に今井美樹を激怒させた布袋寅泰との『不倫キス報道』のイメージもすっかり薄まっているみたいです」(制作スタッフ)
写真誌カメラマンも太鼓判を押す。
「昨年は初出演だったNHK朝ドラの『おかえりモネ』で男前の上司役を好演し、女性からの支持が上昇したが、実物も物怖じせずカッコいい。実家で張り込んでいると『何、撮ってんのよ』と威嚇するも、その場から逃げることはなく、『家族はダメだからね』と言いながら質問に答えてくれる。頭の回転が速いので、生の情報番組に向いていると思いますよ」
15歳で芸能界デビューし、今年で35周年を迎えるベテランとあって、高岡サイドの鼻息も荒い。
「前番組の坂上も、本音トークが主婦層に受けて月曜担当から全曜日のMCに成り上がった。女優・高岡の育ての親は芸能界のドンだけに、バックアップ体制は万全。初年度のギャラこそ格安とは思うが、坂上のようなMCまで見据えての密約があるとも。フジサンケイグループも、初エッセイ出版のイベントでバックアップしていたからね」(芸能プロ関係者)
「女版・坂上忍」になれるか、お手並み拝見だ。