米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督、主演の西島秀俊らが4月5日、東京都内で凱旋舞台あいさつを行った。
受賞した瞬間について聞かれた濱口監督は「頭の中が真っ白になるとはこういうことだと。本当にどうしたらいいんだと」と語り、西島は「(監督は)スピーチ、すごいプレッシャーだろうな、と思ってドキドキしながら見てて、そしたら本当に英語で全部やられたんで。それが会場の全員にすごく気持ちが伝わっているのを僕も感じたので、非常に感動しました」と笑顔で振り返った。
同作は、米・アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞にもノミネートされるも受賞とはならなかったが、今年のアカデミー賞候補者には約14万ドル(約1700万円)相当の「ギフトバッグ」が贈られたという。
その中身は、スコットランドの「チュリン・キャッスル」滞在(約615万円)、米カリフォルニア州にあるリゾート「ゴールデン・ドア」滞在(約184万円)、脂肪吸引術「セレブリティ・アームズ」の施術(約148万円)、LAの建設会社メゾン・コンストラクションによる建設・改築サービス(約310万円)などなどだ。
「アメリカのマーケティング会社が用意したものだそうで、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞の候補者などに贈られたとか。濱口監督は監督賞の候補に入っていたので、もらっているはず。何とも羨ましい話です」(芸能ライター)
確かに超豪華なプレゼントだが、果たして濱口監督は使うのだろうか?