「昨年のテレビ出演は300本以上で、現在はレギュラー番組6本など、オファーが引きもきらず。新バラエティー女王の地位を確立しつつありますね」
テレビ誌記者がこう称賛するNMB48の渋谷凪咲が、「バラエティー3つの心得」について語っている。
5月14日放送の「おかべろ」(関西テレビ)に出演した渋谷はまず「品を持つ(可愛げ)」と明かし、
「女性として、まず品とか可愛げっていうのは生涯忘れたくないものだなって思うし、持ってるからこそバラエティーで振り切った時に笑っていただけるのかな、っていうふうにも思うので」
2つ目は「徳を積む」。これについては、
「この世界って、もちろん実力もめちゃくちゃ大切なんですけど、運っていうのも大切だなって思って。普段の行ないをちゃんとよくして徳を積んでたら、力を出したい時に何か運が味方してくれるんじゃないかなって思って」
その上で「徳」については次のように踏み込んだ。
「まず、家を出るときはちゃんと仏壇を拝んでから、お婆ちゃん、お爺ちゃん、行ってきますっていうのを言ってとか。楽屋に帰る際にメンバーが多いんで結構散らかったりとかするんですけど、誰かが結局それを片づけるのだったら、自分で片づけようとか」
そして3つ目は「グリーン車には乗らない」。これについては、
「乗らないっていうか、乗れないっていうか…。東京に番組で呼んでいただくっていうことになると、交通費を出していただいてるわけじゃないですか。それだけでもありがたいなっていう気持ちなんですけど、それにプラス5000円でグリーン車に乗せていただいた場合、東京の収録で何にもできなかった時、そんな申し訳ないことないなっていう…」
前出・テレビ誌記者が言う。
「番組では、4月に行われた吉本興行創業110周年イベント『伝説の一日』で披露された舞台『さんまの駐在さん』の裏話も明かされていました。これにはNMBメンバーも出演していた。MCの岡村隆史によると、渋谷は明石家さんまから『芝居ちゃんとしとけよ』『もうちょっとネタ考えとけよ』と、他の芸人と同じ扱いをされていたとか。岡村は『一緒やねん。もう認められてんねん』と話していましたね」
さんまも認める逸材の、さらなる飛躍が楽しみである。
(鈴木十朗)