太川陽介と蛭子能収の「ローカル鉄道寄り道旅」を受け継いだのはいいが、名企画を十分に生かしていない──。
そう評されるのはお笑いコンビ「ぺこぱ」である。それでも8月13日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)では、第4弾が放送された。
正念場となる今回、マドンナとして出演したのは岡田結実。ぺこぱの窮地を救うことはできたのか。テレビ誌記者が指摘する。
「ぺこぱでは頼りないと制作サイドが判断したのか、これまでマドンナとして貫地谷しほり、南野陽子、浅野ゆう子といった大物が出演しています。それに比べると、明らかに格下でした」
ベテラン女優にはない若々しさでアクティブに行動した岡田だったが、それもプラスには作用せず。その象徴的なシーンがあった。
一行は沿線の名所である「千人風呂」を訪れる。奥行き20メートル、幅5メートル、深さ1メートルもある浴槽で、総檜造りとしては日本一の大きさ。しかも源泉かけ流し。男女混浴であることから当然、岡田も入ると思われた。ところが…。
「岡田は7月16日に放送された『ザキヤマの街道歩き旅』でもチャンスがありながら、入りませんでした。入湯シーンはNGなのかもしれません。今回も、入ったのはぺこばだけ。『土スペ』では、かたせ梨乃や神田うの、加藤紀子など大物が、惜しみなく柔肌を見せている。岡田も見習ってほしいですね」(前出・テレビ誌記者)
もし岡田に「次回」があれば、その時は強力な「援護射撃」をすべきだろう。