11年6月、加藤茶(71)が45歳年下の綾菜さんと結婚した。当時、何とも元気だと感心させられたものだったが、昨年あたりからしきりに体調不良説がささやかれている。そして、ついに入院説が流れるほど健康状態が悪化しているというのだが、その原因は‥‥。
「昨年12月に出席したイベントが終了した際、加藤はそのとたんにぐったり。スタッフに両肩を抱えられるように会場をあとにしましたが、今年に入ってさらに悪化した様子です。6月9日と16日に放送された笑福亭鶴瓶がMCを務めるNHKの旅番組『鶴瓶の家族に乾杯』に出演した加藤の姿は、露骨にやせ細り、表情がうつろでした」(スポーツ紙芸能担当記者)
そんな加藤の様子について、鶴瓶は15日に放送された「ヤングタウン日曜日」(MBSラジオ)で、
「(加藤の体調を気遣い)今日は茶さんの事務所に電話したんや」
と報告。すると事務所は「あれでいいんです、あれでいいんです」と繰り返すばかりだったそうで、
「あれでいいんかいな!? と思った」
と苦笑し、さらにロケ中のエピソードを暴露した。
「向こうから老夫婦が来はったんですよ。お母さんが、お父さんの手を引いて、ヨボヨボヨボヨボ来はったから、道聞こうと思って『すいませ~ん』って言ったら、それが加藤茶だった」
間違えられた加藤が、無表情だったのが怖かったことまで明かしている。
「その番組の放送と並行して、加藤が都内の病院に入院しているという報道があった。実際、6月に入ってから加藤のブログの写真に登場する部屋の家具や屋外の建物が、慶応病院の公式サイトで公開している特別個室や屋外の写真とほぼ一致しました」(前出・スポーツ紙芸能担当記者)
そんな外野の声をシャットアウトするかのように、綾菜夫人は11日、自身のブログに〈私も心配で収録後に病院連れていったの! そしたら風邪だったの〉と説明したうえで、回復したことを報告し、〈今は二人で仲良くルンルンで元気に過ごしてるよぉ♪〉と書き込んでいる。
「暗いムードを吹き飛ばすために、明るい空気を出しているのかもしれませんが、そもそも加藤さんが健康を害したのも、嫁のせいではないかと言われている。以前、加藤さんはよくブログに自宅で出される料理や、2人で外食した際の写真を掲載していましたが、そのほとんどが唐揚げ、ステーキ、焼き肉など、老体の加藤さんにとっては体に重そうな脂っこい肉料理ばかりでしたからね」(お笑い関係者)
さらには、結婚時から口さがない向きに指摘されてきた不安も再燃しているという。
「結局、綾菜夫人は加藤さんの名前を利用しているだけに見えてしまうんですよ。というのも、彼女は一時期、他のブランド商品の転売疑惑も浮上した自身プロデュースのブランドを立ち上げていますが、加藤さんは言われるままなのか、自身のブログでせっせとその宣伝ばかりさせられています」(前出・お笑い関係者)
やたらと若妻の悪評ばかりが聞こえてくるのだ。
「2人が出会ったのは、綾菜夫人が勤めていた六本木の高級寿司店という話になっていますが、実は彼女が働いていたのは高級クラブで、寿司店というのは同クラブのオーナーが同伴、アフター用に経営している店だったという話です。まあ、どこで知り合おうが問題ではありませんが、そんな彼女には、加藤と知り合う前から玉の輿を狙う仲間たちがいて、高級マンションで開催されるパーティに出入りしては金持ち人脈を構築していたとも‥‥。だからか、結婚当初から『遺産目当て』などと陰口を叩かれてきましたが、加藤が不在の際には男女の性別関係なく友人を自宅に招き入れるなど、加藤の心労を増やしているようです」(芸能ジャーナリスト)
そんな状況を見過ごせない側近や関係者などの中には、離婚を進言する人もいるというのだが‥‥。
「加藤さんは『彼女はよくやってる』とかたくなにかばい、盟友の志村さんではないが、『だいじょうぶだぁ~』とおどけています」(芸能プロ関係者)
まさに「恋は盲目」のようだ。
芸能評論家の三杉武氏が言う。
「06年には大動脈解離という大病で生死をさまよいながら一命を取り留めた。そんな加藤がさらに高齢となってから選んだ道。だからドリフの仲間を含め、近しい人たちは、野暮なことは言わずに応援してあげようというスタンスのようです」
とはいえ、健康には気をつけてほしい。綾菜夫人には「ちょっとだけよ~」などと言わず留意してほしいものである。