芸能

テリー伊藤対談「桐谷広人」(3)最近学んだ“65歳からの恋愛術”

20141211m

テリー 現在の資産はどうなっているんですか。

桐谷 幸い勢いを取り戻して、1億7000万円ぐらいまで回復しました。老後はまぁまぁ安泰かなと思ってるんです。

テリー 余裕ができてくると、またライフスタイルは変わりますか?

桐谷 いや、あまり変わらないですね。だけど「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)という番組で人気が出たので、「桐谷は現金を一切使わないで生活してる」という印象が強いんですよね。

テリー 小銭も使わないで、優待券だけでのイメージが視聴者にはあると。

桐谷 この前も500円のタンメンに、200円の餃子を頼んだんです。500円分の優待券に200円の現金を払ったら、若い男のコが「あ、桐谷さんが現金払ってる~!」と。

テリー 200円だけで騒がれちゃうんだ。

桐谷 そういうことがあって、人前でお金を使いづらくなりましたね。

テリー 桐谷さんは、一つのキャラクターになっちゃったからね。

桐谷 リーマン・ショックの前までは、優待は恥ずかしい気分だったんです。例えば優待がクオカードだったら、金券ショップに売りに行けばけっこう売れる。だけどリーマン・ショックの前は、金券ショップに売りに行くこと自体が恥ずかしいと思っていました。ところがリーマン・ショックでものすごい大損をして、飯が食えるかどうかわからないギリギリのところまでいったので、平気になりましたね。

テリー なるほど。

桐谷 とにかくリーマン・ショックで人生観が変わりました。結果的には今につながり、すごくよかったわけですが

テリー 将棋の世界ではどんな稼ぎがあったんですか。おいくつでプロの棋士になられたんですか?

桐谷 私は非常に遅くて、25歳でプロになれました。引退は2007年ですから、32年ほど給料をもらって将棋を指していたと。

テリー へー、棋士は給料制なんだ。賞金じゃないんですね。

桐谷 2011年に日本将棋連盟が公益社団法人になって制度がまた変わりましたけれども、当時はいちおう給料制だったんですね。

テリー 棋士の収入というのはどれくらいですか。

桐谷 上の人は賞金が取れますが、私は下のほうでしたから、給料と対局料と、お茶やお花の先生みたいに、将棋を教えに行くレッスン料ですね。あとは将棋に関する原稿を書いていたので、副収入はあったほうです。毎月何十万かはずっと貯金してました。

テリー その中で株を始めたんだ。今はおひとりですよね。

桐谷 ええ、独身ですね。

テリー 結婚のご予定は?

桐谷 ないですね。できればしたいですけど、なかなか。

テリー 株主優待で何とかならないんですか。結婚相談所の優待とか。

桐谷 銀座のクラブで、嫁さん候補と数時間飲める優待があればうれしいですけどねぇ‥‥そういうのはありません。結婚相談所がタダになる優待もありません(笑)。

テリー キャバクラやその他風俗店のサービスは?

桐谷 そういうのも、今のところないですね(笑)。

テリー そうかぁ。

桐谷 ちなみに昨日は、元テレビ朝日アナウンサーの南美希子さんと対談をして、65歳からの恋愛のコーチを受けました。

テリー どんなふうにコーチを受けたんですか。

桐谷 恋愛をしたことがないので、何とか恋愛ができるようにということで。

テリー 桐谷さん、恋愛したことがないんですか

桐谷 ないですね

テリー 林葉直子さんみたいなのはいなかったの?

桐谷 ああ、林葉さん。彼女とは、2~3日前も電話でちょっとお話しましたけど。

テリー (末期の肝硬変で闘病中の)林葉さんの体調はいかがでしたか?

桐谷 すごく悪いです。彼女はいろいろ悩み事があったりして、酒とタバコがひどくて、5年ぐらい前にも「どっちかやめなくちゃ」と言ったら「いや、やめられません」と言って、病状がますます悪くなって。

テリー 彼女は独身ですよね。一緒になったらどう?

桐谷 いやいや。

テリー 胸は大きいよ。

桐谷 それは手術で大きくしたので。

テリー でも上手な手術でしたよね(笑)。触らせてもらったらどうですか。

桐谷 彼女が人気絶頂の頃、よくお忍びで私の部屋に将棋を指しに来ていたんです。でも、手を握ったこともない。

テリー 何で? 「王手!」って言って、胸とか触ればよかったのに!

桐谷 いえいえ(笑)。向こうは子供の頃から大スターでしたから、生活の感覚が少し違うんですね。だからとてもじゃないですけど、一緒になるとか、男女の仲だとか、そういう感じはなかったです。

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