今回ご紹介するのは、韓国で2010年デビューのベテランCNBLUEです。KPOPといえば、今や「歌って踊って」が主流。CNBLUEは、ヨンファ(イケメンの俳優のイメージも強く、俳優で活動してからバンドの認知度を上げていった人。日本の福山雅治さんと重なります)、ジョンヒョン、ミニョク、ジョンシンの4人構成のロックバンドです。
彼らは韓国デビュー前、日本でインディーズレーベルからデビューしていた時期があります。2009年には、今では考えられないこんなエピソードも。
──原宿駅前で路上ライブをしていた時、警察に何をしているのかと尋ねられた。何が何だかよく分からなかった彼らは、「良い事かな。僕らもクラブツアーができるのかな」と期待していた。ところが、3台のパトカーと7台の自転車が来て、警察署に連行され、結局、留置場で1泊することに‥‥。
よく、日本を嫌いにならずに、現在も活動してくれているなと思います。私だったら、その国に行くのも嫌になります(笑)。
順調かつクリーンな活動をしているCNBLUEですが、私が引っかかっていることが一つ。ロックバンドとしての評価も高く、格好いい曲も多いのですが、俳優としてのクオリティも高いので、そっちのイメージが強くて…。音楽と俳優の狭間で生きている。やっぱり福山雅治さんと重なります(笑)。
リーダーのヨンファは最近ソロデビューを果たし、韓国の音楽チャートでは1位を獲得。3月にはソロでアジアツアーを開催します。私は、CNBLUEの今後の変化を楽しみにしています。イメージ管理が抜群なだけに、イメージチェンジのハードルも高いはずだから。
(KPOP洗脳家・ローバー美々)
CNBLUE「I’m Sorry」
CNBLUE「Can’t Stop」
Jung Yong Hwa「One Fine Day」リーダー、ヨンファのソロデビュー曲